日立マクセル(株)は30日、USBインターフェースを搭載したデジタルカメラ『コンパクトアイ・MaxellプリンM1』を発表した。総画素数は32万画素。CMOSセンサーを採用した一体型非球面レンズ(F=2.8)を搭載。CCDセンサーと比べて消費電力が10分の1程度で済むという。静止画/動画の記録に対応し、記録画素数はともに640×480ピクセル。動画は30フレーム毎秒で記録する。同社オリジナルの画像編集ソフト(名称未定)が付属し、静止画に対しては拡大、縮小、回転、文字の書き込みが可能となる予定。画像の圧縮方式は静止画がJPEG、動画は未定となっている。動作環境はWindows
98。11月中旬発売で、価格は2万9800円。
『コンパクトアイ・MaxellプリンM1』。色はブルーのみ |
なぜ、ブルーの筐体なのに“プリン”なのか。同社広報に筐体のデザインについて聞いたところ、「21世紀は有機的なデザインが流行ると考え、魚のような流体を採用しました。名前の“プリン”は、メインディッシュ=パソコンに対し、デザート=デジカメというイメージです。“ツノ”の部分は飾りで、取っ手として使用してもらえればと思います」主に若い女性をターゲットとしているという。サイズは、幅152.4×高さ91.0×厚さ21.3mm、重さは約85g。“ツノ”の部分は、約50mm。