●HPが新ハンドヘルドPCを展示
ヒューレット・パッカード社のブースでは、先日日本でも販売が開始されたWindows CE H/PC Pro搭載の『Jornada 820』と共に、日本では未発表のPalm-size PC『Jornada 420』、さらに発表したばかりというハーフサイズVGA液晶ディスプレー採用のハンドヘルドPC『Jornada 680』が展示されていた。『Jornada 420』は、カシオの『CASSIOPEIA E-55』に比べると厚みがある。写真では見にくいが、液晶を保護する透明プラスチックカバーが後ろがわに折りたたまれている |
『Jornada 680』は従来の『HP620LX』の後継機で、CPUはSH3-133MHz、56Kbpsモデム、フルキーの76パーセントの大きさという新キーボードを搭載しながら、510gと620LXよりも軽くなっている。標準バッテリーの場合8時間の動作が可能で、オプションの大容量バッテリーを使用すると24時間の動作が可能 |
PCカードとコンパクトフラッシュスロットが1つずつある。PCカードスロットは本体の左側に普通についているのだが、コンパクトフラッシュスロットはPCカードスロットのすぐ下側にあり、ふたを開けて装着する。本体の向こうにあるのはクレードル |
●富士通ブースでBeOSを発見
富士通は、Pentium IIIサーバーを多数展示していたが、なんとそのなかでBeOSのデモンストレーションが行なわれているのを発見した。BeOSが動いていたPCサーバー『SILVER LINE』。本体右側に見えるLEDはCPUメーターで、アプリケーション動作中はにぎやかに上下する |
デモンストレーションでは、ビデオ画像のウィンドウを多数開いてもパフォーマンスが落ちないことをアピール |
●サンのブースで見つけたJavaキオスク
サン・マイクロシステムズ社のブースでは、インターネット/イントラネットサーバーソリューションやJava開発環境などとあわせて、Java端末を内蔵した“Javaキオスク”の応用例がいくつも展示されていた。このデモンストレーションでは、ICカードをスロットに差し込んで認証を行ない、ストックされているMP3フォーマットの音楽ソフトを、MP3プレーヤーにダウンロード販売するというもの |
UltraSPARC IIi搭載のATXフォームファクターのマザーボード。右上にむき出しになっているのがUltraSPARC |
●あちこちで見かけた“Linux”
CeBITでは、Linuxがとりわけ注目を浴びているほどではないが、あちこちのブースにLinuxが動作するサーバーがあり、そこには必ず“ペンギン”のぬいぐるみがおいてあった。ヒューレット・パッカードブースにて |
IBMブースにて |
コンパックブースにて |
インフォミックスブースにて |