ターボリナックス ジャパン(株)、「VMware Express for Linux」をバンドルした「TurboLinux Workstation日本語版6.0」発売開始
2000年06月23日 22時24分更新
ターボリナックス ジャパン(株)は、2000年4月7日に発売した「TurboLinux Workstation日本語版6.0」に、新たに「VMware Express for Linux」と、ユーティリティソフト集である「ボーナスCD」をバンドルしたパッケージの発売を開始した。
「TurboLinux Workstation日本語版6.0」 |
価格は従来のままの1万2800円。サポート体系やそのほかのバンドルソフトウェアについても、変更はない。「TurboLinux Workstation日本語版6.0」の詳細については、4月7日にお伝えした“ターボリナックス ジャパン(株)、「TurboLinux Workstation日本語版6.0」発売開始”を参照のこと。
今回新たに追加されたソフトウェアは、以下のとおり。
- VMware Express for Linux: Linuxに仮想マシンを提供するソフトウェア(機能限定版)。ユーザーはその仮想マシン上で別のOSを動作させることができる
ボーナスCD収録のソフトウェア
- Open Motif: GUIツールキット
- Adobe Acrobat Reader: PDF閲覧ソフトウェア(日本語フォントは付属しない)
- RealNetworks RealPlayer 7 Basic: 音声や動画を再生するNetscapeプラグイン
- Macromedia Flash 4 Player: 音声や動画を再生するNetscapeプラグイン
- WINGZ v2.5J for Linux 体験版: スプレッドシートをベースとしたGUI構築ツール
- Shade for Linux 体験版: 3次元CG作成ソフト
- XZ for Linux 0.9ベータ版: X Window System上で動作し、Windows上の「WZ EDITOR」とほぼ同じ機能を提供するエディタ
- tkhonyaku、x-honyaku、yakusite: 「翻訳魂」のクライアントソフトウェア
2000年4月7日の同製品発売時には、初回3万本に限り、ユーザー登録者に「VMware Express for Linux」をプレゼント(ユーザー登録後に送付)するというキャンペーンを行なっていた。
同社では、「VMware Express for Linux」と「ボーナスCD」のバンドルによって「TurboLinux Workstation日本語版6.0」の利用価値をさらに高め、Windowsからの移行を含めた新規ユーザーを獲得して、Linuxのデスクトップ市場の拡大を促進したいという。