会社案内や移転通知など、地図が必要な文書は多い。せっかく描くなら、何度も使えるようなきれいな地図にしたいもの。それなら「Excel」!! セルを利用すれば、きれいな地図が手早く描ける。
イントロ――Excelで地図を描くワケ
Excelのシートは表作成や計算に使えるだけではありません。図を描くのにも適しています。シートには縦横にセルが並んでいますが、地図のように道路や線路、建物をきれいに配置したいとき、このセルが方眼紙の役割を果たします。
ここでは地図の描き方を3種類紹介しますが(次回、次々回掲載予定)、いずれもセルの幅と高さをそろえて、真四角のマス目にしてから描くのがポイントです。方法は下のコラムを参照してください。
作った地図はExcel以外のソフトで利用できます。案内状やはがき文面、ウェブページに表示できる地図を、Excelならではの方法で作成してみましょう。
準備――
セルを方眼にしておこう
(1) 行の境目にポインターを合わせ、上下矢印になったところでマウスボタンを押して行の高さ(ここでは18ピクセル)を確認する。必ずピクセル数を見る。
次に(2) シートの左上隅をクリックしてワークシート全体を選択。
列の境目にポインタをあわせて、左右矢印になったら(3) 左にドラッグする。ポップヒントが18ピクセルになったら手を離す。これで列幅が18ピクセルになり、セルの幅と高さが同じ、真四角のます目ができる。
(次ページ、「セルの塗りつぶしと罫線だけで地図を作る」に続く)
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