地域猫がいなくなるときは、たいてい死んじゃったときである。子猫のうちにもらわれていく場合は多いが(うちの猫もそうだしね)、ある程度大きくなってから、もらい手が見つかることは少ない。
でも最近、その珍しいケースに遭遇したのだ。
もらわれていった、地域猫
わたしがよく行く公園には10匹近い地域猫がいるんだけれども、その中の1匹に、「にーに」と呼ばれる猫がいる。
彼がその公園にやってきたのが、2005~2006年の冬。2006年早々、数ヵ月ぶりにその公園に顔を出したら、いつのまにか猫が増えてたのである(冒頭の写真)。
どうもまとめて捨てられたらしい。真ん中の2匹が兄弟、両端の2匹も兄弟。子猫というほど小さくはないが、生後1年は経ってないくらい。
その中の1匹が「にーに」だった。もちろんそれは、地域猫を世話してるおばさんが適当に付けた名前。
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