ツタヤオンラインが提供するテレビ向け映像配信サービス「TSUTAYA TV」で、ハイビジョン動画のダウンロードサービスが12月19日から開始される。最大の特徴はダウンロードした動画をBlu-ray Discなどにダビングできることだ。
ハイビジョン動画をBDやDVDにダビング
TSUTAYA TVはテレビ向け情報サービス「アクトビラ」上で提供されるサービスだが、今回のダウンロードサービスもアクトビラの仕様に沿ったものだ。
受信したデータをリアルタイムで再生する従来のストリーミング型に対し、ダウンロード型は一度にすべてのデータをダウンロードしてHDDに保存する。
そのメリットは、ネットワークの帯域幅に縛られないため、より高画質な映像を配信できること。ストリーミング型の平均ビットレートが6Mbpsなのに対して、ダウンロード型は平均10Mbps、最大20Mbpsだ。ちなみにファイル形式はどちらもMPEG-4 AVC形式。
ダウンロードサービスは、視聴期限が無制限の「セルスルーサービス」と48~72時間の視聴制限を設ける「ダウンロードレンタルサービス」の2種類がある。
このうち、セルスルーサービスはBDやDVD(AVCREC方式)、iVDR-Sへのダビングに対応。最大2回までダビングできる。
また、セルスルーはパッケージメディアのリリースと同時期に配信される作品もあるという。