美しい年賀状、それは日本の大人の最重要ツール
「電話番号を知ってるかどうかが、赤の他人か、そうじゃないかを分けてるんだ」
これは内田けんじ監督「運命の人」の中に出てくる名言だが、年賀状だって同じこと。面白い年賀状をくれた人には「凝ってましたね~」と挨拶したくなるものだ。そうは言っても年末にかけて仕事は忙しくなる一方、年賀状を作っているヒマなんてなかなかない。
ワープロソフトをテキトーに使ってショボショボな年賀状を作るにしても手間はかかる。当たり前だけど「ラクしてキレイな年賀状」というのが理想だろう。そこで、年末バタバタな人にもオススメできる簡単年賀状ソフトを厳選し、コレだと思える2本を対決させてみた。
今回はただのスペック比較ではなく、実際に年賀状を作ってみながらの比較レビューとなっている。ババッと読み、ババッと作る参考にしてほしい。
赤コーナー: クレオ「筆まめ Ver.19」
発売元:クレオ
対応OS:Windows Vista/XP/2000(SP4以上)
価格:6380円(パッケージ版)
「一番選ばれている年賀状ソフト」を標榜する、年賀状ソフト老舗中の老舗。定番ソフトならではの安心感が売りと言われているが、はたしてその真価やいかに。
青コーナー: ソースネクスト「筆王ZERO USBメモリ版」
発売元:ソースネクスト
対応OS:Windows Vista/XP/2000(SP4以上)
価格:4980円(パッケージ版)
更新料あとあとゼロ円で2017年まで使用可能を謳う。ソフト自体はUSBメモリーに収録しているため、光学ドライブがないパソコンでも高速インストールが可能。たしかに切り口は斬新だが、その使い勝手はどうなのだろうか。
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