マウスやキーボードなど、パソコンの周辺機器の中でも、入力デバイスはものすごく好みが分かれる分野だ。「この触り心地が」「ボタンを押した感じが」といった具合に、各人で何かしらこだわるポイントがあるだろう。
そうした話を大前提として、声を大にして言わせていただきたいのが……
マイクロソフトの「Arc Mouse」にホレたぜ!!
ということ。実際に触ってみると、モノとして気持ちいい仕掛けが隠されているのだ。今回は筆者が「ここがスゲェ!」と感じた5つのよさをざっくりとお伝えできればと思う。
その1:重心が前にあるので持ちやすい
最も好みだったのは、その持ちやすさだ。
従来、モバイルマウスというと、こちらの記事の写真を見て分かるように、どちらかといえば中央より後ろに頂点が来るものが多かった。
一方で、Arc Mouseは、カチっと展開すると、写真のように頂点が中央辺りに来る。筆者は指の付け根あたりをマウスにぴったりくっつけて使いたい人なのだが、この頂点が中央にあることでとても快適に手を置けるのだ。
その2:「カチカチ」音が気持ちいい
Arc Mouseの特徴のひとつに、折りたたんで持ち運べるというのがある。この折りたたみの際、「カチッ」っと鳴る感覚が非常に気持ちいいのだ。
ちょうど折りたたみ型ケータイを開いたり閉じたりする感覚に似ている。あのケータイのカチカチがクセになって、意味もなく開いたり閉じたりしてしまう人も多いはず。Arc Mouseもその類いだ。この辺りはぜひ販売店のデモ機で「カチカチ」鳴らして試してほしいところ。
ちなみに開けばマウスの電源がオンになり、閉じればオフになるという機構になっているのも合理的だ。