総勢18名のアイドルがひたすら千本ノックを受けまくるというDVD『グラドル千本ノック 巨乳軍 vs.美乳軍』(発売:ジェネオン エンタテインメント/3990円)の発売記念イベントが3日に秋葉原の石丸電気SOFT2で行なわれた。ステージには応援を含めて総勢14人のアイドルが登場し、3連休の最後を華やかに飾った。
作品で千本ノックを担当したのは、『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一髪』や『ヅラ刑事』でも知られる河崎実監督。今作では監督でありながら出演者にもなっているというわけだ。監督の痛烈なノックを、かわいいアイドルたちが胸元が大きく開いたサービス満点のユニフォームで受け続ける様子がひたすら描かれる。総勢18人は巨乳軍と美乳軍に分かれ、9回裏まで各回の裏表に1人ずつが登場。メンバー構成は以下の通りだ。
巨乳軍……相澤仁美、木口亜矢、喜屋武ちあき、浦えりか、野田彩加、森沢音、上原美優、夢乃まなか、鈴木じゅん
美乳軍……浜田翔子、折原みか、海川ひとみ、佐藤ゆりな、佐々木梨絵、菜々川唯、浜田コウ、本橋優華、坂口杏里
イベントには巨乳軍から喜屋武さん、浦さん、森沢さん、夢乃さん、鈴木さん、そして野田さんの代わりとして同じ事務所の森川ゆきえさんと吉川麻衣子さんが応援として駆けつけ、美乳軍は菜々川さんを除いた8人が登場。浜田翔子さん、コウさんは姉妹での参加となった。グラビアでも第一線で活躍するアイドルがたくさんいて、よくイベントの参加スケジュールを合わせることができたなと思った次第である。その意味でのプレミア度は高く、会場にも入りきれないほどのファンが殺到した。
取材時のコメントは以下の通り。なお、本当に多くのファンが殺到し、会場のイベントスケジュールに支障をきたしそうになったため、取材は別フロアのステージ上にて行なわれた。
【喜屋武ちあき】撮影前夜に千本ノックの映像をYouTubeで検索して見ましたよ。千本ノックは本当に大変で、最後は鼻血を出しながら頑張っていました。
【浦えりか】本気で過呼吸を起こしてしまいました。その時に同じ事務所のまなかちゃんが「演技うまいな」と思っていたらしいんですよ。みんなもそう思っていたらしく、本当に過呼吸だと知って監督はドン引きでした(笑)。
【森沢音】みんなと共演できることに緊張しちゃっいましたね。出来上がった映像を見たら、アイドルとは思えないうなり声になっていたので、そこはカットしてほしかったです。
【夢乃まなか】千本ノックを受けてみて「ちょっといいかも」と思ってしまいました。第2弾もあればぜひ頑張りたいです。
【鈴木じゅん】野球をやったことがなくてちゃんと(ボールが)捕れるのかと思いましたが、捕れなくても大丈夫でしたね。監督の指導ぶりはスパルタでした。
【浜田翔子】アイドルなのに顔にボールを当てられたり。やられっぷりを“見ましょーこ”です!
【折原みか】「はっ!」「うっ!」「あ~!」「え~!」という感じでしたね(笑)。キャッチボールは得意なのでやる気満々で行ったのですが、本当にケガをしていたりしました。
【海川ひとみ】私は900本以上もノックを打たれたのですが、途中でよくわからなくなって、意識がなくなってしまいました。こんな経験、ハッスルで鼻の骨を折って以来でしたね。
【佐藤ゆりな】撮影内容の説明もなく、監督もスムーズにノックをやっていたのでドッキリだと思っていました。
【佐々木梨絵】番組で161km/hのボールを打ったりとか、スポーツができなそうに見えてできるほうなんですよ。千本ノックも最初は捕れていたので、監督から「ちょっと捕らないでくれます?」と言われちゃったりしました(笑)。
【浜田コウ】野球を応援するのは大好きだけど、やるのは久しぶり。絶対捕ってやると思っていたら、捕れなくて悔しかったです。でも、男の子だったら野球選手になりたいと思っていたので楽しかったです。
【本橋優華】アイドルのDVDなので千本ノックといってもたかが知れているなと思って行ったら、本当にボンボンとボールをぶつけられてびっくりしました。
【坂口杏里】野球自体が初めて。すごくシゴかれました。撮影時期も夏で暑いかったし、とても大変でした。
アイドルたちの説明の中には血が出たとか、ケガをしたという記述もあるが、それはリアルだったり、特殊メイクだったり……。そのあたりは見てのお楽しみということなのだろう。河崎監督は「最近は(アイドルも)たるんでいると思うので」と作品を撮影するに至った理由を“シゴキ萌え”という言葉も巧みに使いながら説明していた。
(写真特集ページへ続く)