独マクソンコンピュータ東京オフィスは12日、3D CGソフト「CINEMA 4D R11」を9月に発売すると発表した。単体販売のほか、拡張モジュールがセットになったパッケージも用意しているが、価格とアップグレードに関する情報は未定だ。
「CINEMA 4D」は、3Dオブジェクトのモデリング/テクスチャリング/アニメーション/レンダリング機能を備えた統合3Dツール。すでに20年の歴史があるソフトで、親しみやすいインターフェースとワークフローに定評がある。
バージョン11の主な新機能は、Mac OS X Leopardの64ビット完全対応のほか、複雑な階層のアニメーションも簡単に合成できる新システムや、Photoshopのブラシデータの読み込み、ワコムタブレットのサポート強化といったペイントツールの改善、CPUの最適化などによるレンダリングスピードの大幅アップ、最新映画でも使用されるマットペイントツールの標準搭載——などがある。