「BB戦士三国伝・英雄激突編」は、ガンダムシリーズのモビルスーツなどがデフォルメキャラクター(SDガンダム)として、「三国志演義」風の世界で戦うという作品だ。これらの作品に登場するモビルスーツやモビルアーマーたちは、「SD戦国伝」では日本風の甲冑や武器を用いていたが、本作では世界観の違いに合わせて中国風の武器を用いているのが特徴だ。
今回発売された「趙雲ガンダム・飛影閃 趙雲ガンダム単騎駆け」は、三国志演義「長坂橋の戦い」で劉備軍の武将趙雲が、後の劉禅(阿斗)を救うため曹操軍の中を単騎駆けをした、という故事をモチーフとしたもののようだ。
ちなみに同モデルは、翔の武将趙雲ガンダムが飛影閃に騎乗して、2本の槍 "山(さん)"、"風(ふう)"を合体した"無双戟・嵐"(むそうげき・あらし)を持ち、さらに必殺技"龍撃導"を再現するためのアイキャッチ用のデカールも付属しているとのこと。
サンプルはアソビットキャラシティの2階にて展示中で、価格は1050円。
「趙雲ガンダム・飛影閃 趙雲ガンダム単騎駆け」と同日発売で、「三国伝 英雄激突編」のアイテムが登場していた。「三国伝 豪傑大全 赤壁之章」と「三国伝 豪傑大全 虎牢城之章」の2つで、それぞれガシャポンサイズの着色済みフィギュアが8体と、戦場を再現した情景シートが付属している。
「三国伝 豪傑大全 赤壁之章」だが、こちらは三国志の中でももっとも有名な戦闘「赤壁の戦い」を再現したシーンで、趙雲ガンダム、孔明リ・ガズィ、孫権ガンダム、周瑜ヒャクシキ、甘寧ケンプファー、曹操ガンダム(天玉鎧覚醒モード)、司馬懿サザビー、曹操軍部隊兵のフィギュアと、船などのペーパーストラクチャーが付いている。
一方、「三国伝 豪傑大全 虎牢城之章」は、三国志の中でも初期の物語、袁紹率いる反董卓連合と董卓軍の「虎牢関の戦い」を再現しているようだ。付属のフィギュアは劉備ガンダム、張飛ガンダム、関羽ガンダム、曹操ガンダム、孫権ガンダム(天玉鎧覚醒モード)、呂布トールギス、張遼ゲルググ、董卓軍部隊兵となっており、城塞戦風のペーパークラフトが付いている。
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