はるか昔、ダンボールの奥底に仕舞ったあの思い出のカセットテープ。久々に掘り起こして聞いてみるか。ガサガサゴソゴソ……。あった! ところがテープは見つかったものの、肝心のデッキがない! なんてご経験、ありませんか?(私だけ?)
そんな悩みを半永久的に解決してくれそうなのが、アイオン(Ion)の「Tape2PC USB Cassette Archiver」です。一見、単なるフツーのカセットデッキですが、ちょっと違います。
![USB Cassette USB Cassette](/img/2008/05/27/49707/l/d930375b8360a131.jpg)
そうです。このカセットデッキ、その名の通り、USBポート付き。パソコンに接続し、付属のソフトを使うことでカセットテープの音源を取り込むことができます。
いったんデータ化してしまえば(カセットテープよりは)ずっと安心ですし、iPodをはじめとするオーディオプレーヤでも自由に楽しめる、というワケですね。しかも、何気にダブルデッキなのでテープ同士のダビングも可能。
![USB Cassette USB Cassette](/img/2008/05/27/49708/l/98ad0256622d5603.jpg)
対応OSは、Windows XP/Vista、Mac OS 10.2以降。お値段は2万円前後となっています。リアルに欲しいです、これ。
でも、ちょっと冷静になって考えると、古いうえに擦り切れるほど聴いたカセットテープが無傷で再生できる可能性って、どれほどのものなのでしょうね。思い出は思い出のまま、キレイな形でそっと仕舞っておきますか。
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