前回(関連記事) に引き続き、α350の話をもうちょっと……というか、α350で撮った猫写真がまだたくさんあるので、せっかくだからもっと出しちゃえ的第2弾である。
α350は前回書いた通り、ライブビュー機能が優れているうえに液晶ディスプレイがチルトするから、ハイアングルやローアングル撮影(特に超ローアングル)が得意なデジタル一眼レフである。ライブビュー機能に力を入れたために、エントリー向けデジタル一眼レフとしてはちょっと重めで、光学ファインダーのデキがイマイチ(特にファインダー倍率が低め)であるという欠点もあるけれども、その分ライブビューを駆使した今までの一眼レフでは撮れなかった写真が可能になった。そこがうれしい。
今まで、こんな写真は“地面に寝ころばないと撮れなかった”からね。
その上コンパクトデジカメに比べるとAFは速くて正確だし、画質も格段にいいのだ。意外に撮りづらい、「歩いてる猫を真横から」なんて写真も、ちょっとしゃがむだけで撮れる。
止まってる猫もいいけど、歩いてる猫もまた、スタイルがよく分かるし、足の運びがなかなかオツなのだ。
この連載の記事
-
第871回
デジカメ
渋めのレトロ調から白黒まで、富士フイルム「X-T50」は多彩なフィルムテイストで猫撮影が楽しめる -
第870回
デジカメ
望遠が優秀で画質もトップレベルのシャオミ「Xiaomi 14 Ultra」を持って街の猫とたわむれてきた -
第869回
デジカメ
猫の毛並みもキリッと描写! シャオミ「Xiaomi 14 Ultra」はスマホなのにスゴい優秀なコンデジだ -
第868回
デジカメ
14年前のコンパクトデジカメ、10倍ズームのキヤノン「IXY 50S」を引っ張り出してキジトラ三昧 -
第867回
デジカメ
予約しないと買えない本格派コンデジ、リコー「GR III HDF」と「GR IIIx HDF」で気軽に猫スナップ -
第866回
デジカメ
5倍や10倍望遠で撮れ、Sペンがリモートシャッターにもなる「Galaxy S24 Ultra」は猫撮影で重宝する -
第865回
デジカメ
4つのカメラを搭載したサムスン電子「Galaxy S24 Ultra」は猫の顔アップもピシッと撮れる -
第864回
デジカメ
”猫撮影の基本”第3弾! 背景やボケ具合をコントロールするとよりイメージどおりの写真が撮れる -
第863回
デジカメ
”猫撮影の基本”第2弾! 広角と望遠の特性を知って使い分けると写真のバリエーションがぐっと広がる -
第862回
デジカメ
構える高さを工夫すると猫写真は大きく変わる! 新年度なのであらためて猫の撮り方ノウハウをご紹介 -
第861回
デジカメ
10年前に撮った猫とまさかの再会! 数年ぶりに出会っていた猫たちの写真をライブラリーから探し出した - この連載の一覧へ