日立システムアンドサービスは、アルバネットワークとパートナー契約を締結。無線LANシステム「Arubaシリーズ」の販売を3月25日から開始すると発表した。
セキュリティとアクセスポイントを組み合わせて提供
「Arubaシリーズ」は、集中管理型無線LANシステムを構築するセキュリティ機器とアクセスポイントを組み合わせた製品。IEEE802.11xアクセス制御やWeb認証、MACアドレス認証、VPNなどの認証方式をサポート。追加するアクセスポイントの設定を容易に行なえるのも特徴だ。
ユーザーごとにアクセスできるサーバの制限も可能。また、不正な無線LAN機器が接続された場合、位置特定機能により、その機器がある場所を地図で表示したり、ネットワークから遮断することもできる。そのほか、無線LAN上にIPテレフォニー環境を構築するVoWLANにより、携帯電話を社内の内線電話として併用するIP電話システムの構築も可能だ。
価格は、小規模向けの「Aruba 200」が37万8000円から。日立システムでは、今後3年間で50億円の販売を目指すとしている。