従来モデルの半額でもDSPパワー/拡張性は同等!!
エムアイセブン、SSLのチャンネルストリップを再現するDSPプラグインユニット「Duende Mini」を発表
2008年02月25日 18時10分更新
「Duende Mini」は、同社が06年3月に発表した「Duende」(1Uサイズ、実売価格は19万8000円)の小型版(幅165×奥行き170×高さ43.6mm、重量は746g)で、搭載するDSPのパワーは同等。標準で付属するプラグインユニットを省いて低価格化を図ったモデルだ。
上位モデルのDuendeはXL 9000 KのEQ/ダイナミクスセクションを再現した「EQ and Dynamics Channel Strip」(32チャンネル)とSL 4000 Gのバスコンプレッサーを再現した「Stereo Bus Compressor」の2種類のプラグインを標準で搭載するが、Duende Miniでは標準で「EQ and Dynamics Channel Strip」(16チャンネル)のみを搭載する。
Duendeと同じくプラグインを追加購入して機能を拡張でき、用途に合わせて16チャンネルぶんの「EQ and Dynamics Channel Strip」と「Stereo Bus Compressor」を導入してDuendeと同等の仕様にしたり、ソリッド・ステート・ロジック社が提供している「X-EQ」などの専用プラグインを追加できる。
搭載するDSPの性能もDuendeと同等で、同時利用チャンネル数は最大32チャンネル(44.1KHz/48KHz時)、内部処理は40bビット浮動小数点演算に対応。
インターフェースはIEEE 1394a(6ピン)×2で、最大で2台までのカスケード接続に対応。電源はバスパワーに対応するほか、付属のACアダプターを利用できる。
対応マシンは、PowerPC G4 933MHz以上/インテル製CPUを搭載するMacまたはPentium 4以上を搭載するPC。対応システムはMac OS X 10.4.4以上(インテル製CPUを搭載するMacの場合はMac OS X 10.4.8以上)またはWindows Vista/XP SP2(いずれも32ビット版)。対応プラグイン形式はAU/VST/RTAS。