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AMDの新型ミドルレンジGPU「Radeon HD 3650」搭載カードがSapphireからデビュー!

2008年01月29日 21時30分更新

文● 増田

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 先週AMDから発表されたミドルレンジ向けGPU「Radeon HD 3650」を搭載した初のPCI Express 2.0対応ビデオカードSapphire製「RADEON HD3650 512MB GDDR3 PCI-E BOX」の販売が今日から始まった。

ミドルレンジ向けGPU「Radeon HD 3650」を搭載した初のPCI Express 2.0対応ビデオカードSapphire製「RADEON HD3650 512MB GDDR3 PCI-E BOX」の販売が今日からスタート

 「Radeon HD 3650」は、従来の「Radeon HD 2600」シリーズの後継GPUとなるもの。DirectX 10.1とShader Model 4.1対応、55nm製造プロセス採用などが特徴で、従来シリーズよりさらなる低消費電力化を実現。既存のDVIを超える高解像度デジタル映像出力を実現する新規格「DisplayPort」への対応や、Blu-rayディスクやHD DVDなどの映像デコードをハードウェアで支援する「Enhanced Unified Video Decoder」(Enhanced UVD)を内蔵する。
 Stream Processor数は「Radeon HD 2600」シリーズと同じ120基。対応メモリはDDR2およびGDDR3でメモリーインターフェース幅は128bit。コア/メモリクロックは725MHz/1600MHz(GDDR3版)となっている。

カード本体は既存の「Radeon HD 2600」シリーズと似たもので小型の冷却ファンとヒートシンクを備えたもの。コア/メモリクロックは725MHz/1600MHz(GDDR3版で)となっている

 発売された「RADEON HD3650 512MB GDDR3 PCI-E BOX」のカード本体も、既存の「Radeon HD 2600」シリーズと似たもので小型の冷却ファンとヒートシンクを備えたもの。搭載メモリはDDR3 512MBで、ブラケット部はDualDVI/HD-OUTという構成。DVI-D-SUB変換コネクタやDVI→HDMI変換コネクタ、HDTV対応コンポーネントケーブル、S端子→コンポジット変換コネクタなどが付属。CorssFireにも対応するがブリッジコネクタは同梱されていない。価格はアークで1万4980円、T-ZONE.PC DIY SHOPで1万5480円、クレバリー1号店で1万5723円となっている。

DVI-D-SUB変換コネクタやDVI→HDMI変換コネクタ、HDTV対応コンポーネントケーブル、S端子→コンポジット変換コネクタなどが付属。価格的にも性能的にも十分GeForce8600シリーズと勝負になりそうなカードと言えそうだ

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