ムービー管理機能を搭載し、生まれ変わったiMovie
アップル、デジタルライフスタイルパッケージ「iLife '08」を発売
2007年08月08日 12時05分更新
文● MacPeople編集部
米アップル社は現地時間の7日、写真管理ソフト「iPhoto '08」/動画編集ソフト「iMovie '08」/ウェブサイト制作ソフト「iWeb '08」/音楽制作ソフト「GarageBand '08」/DVD制作ソフト「iDVD '08」を収録した統合パッケージソフト「iLife '08」を発売した。'06年1月に登場したバージョン'06以来、実に1年半ぶりのメジャーアップデートにあたる。シングルユーザー向けの価格は9800円。同一の家庭で最高5人まで同時に利用できるファミリーパックは1万1800円だ。
対応システムはMac OS X 10.4.9以上。PowerPC G4/G5もしくはIntel製CPUを搭載したMacで動作する
「iPhoto '08」は、すべての写真を「イベント」ごとに管理。各イベントには1日ぶんの写真が入り、もちろん1日の写真を複数のイベントに分割することも可能だ。また.Macユーザーは、iPhotoで作成したアルバムを.Macの「ウェブギャラリー」としてボタンひとつで書き出せる
内蔵/外付けハードディスク内のムービー管理機能を搭載し、装いを新たにした「iMovie '08」。AVCHD形式をサポートしたことで、対応するデジタルビデオカメラが広がっている
「iWeb '08」では、Googleマップのようなライブウェブ/ウィジェットや、Google AdSenseを使ったターゲット広告、.Macのウェブギャラリーからの写真やムービーの読み込みなど、インタラクションが強化されている
バーチャルバンドを実現する「Magic GarageBand」を搭載した「GarageBand '08」。各プレーヤーに楽器やパートを割り当てながら、曲作りを楽しめる。マルチトラックレコーディングや24ビットオーディオインターフェースをサポート
そのほか、「iDVD '08」ではアニメーションテーマの追加やパフォーマンスの向上などが施されている。