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カシオ、英単語10万語をネイティブ音声で収録した電子辞書を発売

2007年08月02日 16時44分更新

文● 編集部 若林健太

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カシオ計算機(株)は2日、英単語約10万語のネイティブ発音を収録した電子辞書3機種を発表した。ラインナップは、『XD-SW6500』『XD-GW6900』『XD-SW4850』。発売日は、XD-SW6500とXD-SW4850が8月25日(XD-SW6500のピンクモデルとベージュモデルは9月25日発売)、XD-GW6900は8月31日。価格は順に、4万5000円、6万2000円、5万円。

XD-SW6500

XD-SW6500(シャンパンゴールド)

XD-GW6900

XD-GW6900

XD-SW4850

XD-SW4850(シルバー)

今回発表された3機種はいずれも、カシオ計算機が独自に録音した英単語約10万語のネイティブ音声を収録しているのが特徴。これは辞書間で共通して使えるデータになっている。このため、音声が収録されていない辞書コンテンツ(『広辞苑[第5版]』など)を閲覧しているときにも、ネイティブ音声による英単語の読み上げを聞くことができる。約10万語以外の英単語・熟語・例文や、ドイツ語・フランス語・イタリア語・スペイン語・中国語に関しても、合成音声を収録している。なお、辞書コンテンツオリジナルのネイティブ発音(出版社が用意した音声)が収録された辞書コンテンツに関しては、辞書固有の音声が優先して再生される。

XD-SW6500は、『ジーニアス英和辞典 第4版』など、計100種類のコンテンツ(収録する辞書コンテンツの一覧は同社ニュースリリース参照)を収録した電子辞書。アルファベット/日本語/中国語/韓国語の入力に対応した手書きパッドも搭載している。液晶パネルは5インチで、表示解像度は480×320ドット。本体サイズは幅144.5×奥行き101.3×高さ20.9(最薄部17.2)mm。重量は約285g(電池を含む)。電源は単4形乾電池×2本を利用し、アルカリ乾電池使用時の連続表示時間は約130時間(同社調べ、以下同)、連続使用時間は約60時間。本体カラーはシャンパンゴールド、レッド、ブラック、ピンク、ベージュの5種類。

XD-GW6900は、『精選版 日本国語大辞典』を収録するなど、XD-SW6500と一部コンテンツの入れ替えが行なわれたモデル(合計は同じ100種類)。XD-SW6500と同様に手書きパッドを搭載しているが、中国語/韓国語の入力に関しては対応するアプリケーションを搭載していないため、別途辞書コンテンツを追加する必要がある。コンテンツを追加するには、CD-ROMに収録されたデータをUSB 2.0(Full Speed)経由でパソコンから転送するか、辞書コンテンツを収録した“データカード”をSDカードスロットに装着する。液晶パネルは5.5インチで、表示解像度は480×320ドット。本体サイズは幅150.5×奥行き109.9×高さ20.9(最薄部17.2)mm。重量は約320g(電池を含む)。電源、連続表示時間、連続使用時間はXD-SW6500と同じ。本体カラーはシャンパンゴールドのみ。

XD-SW4850は、高校生向けに英和辞典と国語辞典を2種類収録したモデル。辞書コンテンツ数の合計は65。手書きパッドを搭載しているが、XD-GW6900と同様、中国語/韓国語の入力に対応するアプリケーションは搭載していない。ハードウェアの仕様はXD-SW6500と同じ。本体カラーはシルバー、ピンク、ネイビーブルーの3種類。

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