(株)サイテックは27日、DVDビデオソフトやDVD-Video形式で作成したDVDメディアに加えて、CPRM(Content Protection for Recordable Media)対応メディアにVR形式でデジタル放送などのTV番組を記録したメディアを再生できる薄型のDVDプレーヤー『DVP-250CP』を本日発売したと発表した。価格はオープンプライスで、予想実売価格は1万円前後。
DVP-250CPは、DVD-VR/CPRM形式のメディア再生に対応するDVDプレーヤー。CPRMに対応するため、地上デジタル放送やBSデジタル/110度CSデジタル放送などをHDD&DVDレコーダーで録画して、CPRM対応DVDメディアに書き出した(コピーワンス)場合でも、再生・視聴できる。映像D/Aコンバーターは108MHz/12bit、音声D/A変換は192kHz/24bitで、高画質・高音質を実現しているという。
対応メディアは、DVD±R/RW、およびCD-R/RW、DVD-ROM、CD-ROMなどで、DVD-RAMには未対応。また、片面2層記録のDVD±R DLにも対応しないが、MP3/WMA形式の音楽ファイルやMPEG-1/-2形式の動画ファイルを記録したデータCD/DVDの再生が可能。インターフェースは、コンポーネント/コンポジット/S-Videoの映像出力端子と、RCAピンのアナログステレオ音声出力、光およびコアキシャルのデジタル音声出力端子を搭載。本体にはリモコンが付属する。
本体サイズと重量は、幅280×奥行き255×高さ45mm/約1.7kg。消費電力は10Wで、電源はAV100V(ACアダプター内蔵)。