PAC-MAN Championship Edition
開発・販売:バンダイナムコゲームス(株)
価格:800マイクロソフトポイント(1200円相当)
プレイヤー数:1人
HDTV:D4対応(525i, 525p, 1125i, 750p)
HD画質とエフェクト、サウンドで現代に蘇ったパックマン
パッと見のゲーム画面は、初代パックマンを踏襲しているが、大きな違いは“面クリアー制”から“タイムアタック制”に変更されていること。これにより時間内でのスコアアタックという部分が強調されている。また、HD画質に対応し、現代風にアレンジされたステージ構成とビジュアルエフェクト、トランス風サウンドでよりスリリングなゲーム性を演出している。
ゲーム内容としては、“クッキー”と呼ばれるドットを食べていき、“パワークッキー”(一回り大きいドット)を食べると、敵のモンスターが青い“イジケモンスター”になり、逆にパックマンが敵を食べることができる、という基本部分は変わらない。しかし、面クリアー制からタイムアタック制に変更されたことにより、ステージ構成とそれ以外のルールが大幅に変更されている。
具体的には、モンスターの巣を中心とした左右の画面にクッキーとパワークッキーが配置され、左画面のクッキーとパワークッキーを食べつくすと、モンスターの巣の右に“フルーツ”と呼ばれるボーナスアイテムが登場。このフルーツを食べると、新たなクッキーとパワークッキーが左画面に登場する、という仕組みになっている。右画面も同様だ。
なお、ゲームの進行状況に合わせてパックマンとモンスターのスピードが上昇するほか、ゲーム開始初期は適当に追ってきたモンスターが、本気で追い掛け回してきたり、迷路を先回りしてきたりする。しかし、時間の経過速度は変わらないので、速くなればなるほど難易度が高くなるが、クッキーを食べるスピードが上がるので、フルーツを多く出すことができ、スコアをぐんぐん伸ばせる。
なお、ゲーム中の説明で、スコアが高くなるとスピードが上がると書いてあるが、わざと最低得点でモンスターを食べ続けた場合もスピードの上昇が見られたことから、モンスターを食べること自体がスピードの上昇に大きく繋がるようだ。逆にモンスターを食べずに点数を稼いでいった場合では、同じ点数に到達した時点でもモンスターのスピードはそれほど速くならなかった。
用意されたモードは、決勝大会で利用された、5分間でのスコアを競う“CHAMPIONSHIP MODE”(チャンピオンシップモード)、10分間の“CHALLENGE MODE 1”(チャレンジモード1)、同じく10分間の“CHALLENGE MODE 2”(チャレンジモード2)、5分間の“EXTRA MODE 1”(エクストラモード1)、10分間の“EXTRA MODE 2”(エクストラモード2)、同じく10分間の“EXTRA MODE 3”(エクストラモード3)の6つ。それぞれのモードで迷路の構造が異なったり、スタート直後からプレイスピードが速いなどの特徴がある。各モードでランキングが用意されており“自分のスコアと世界での順位”のほか、“自分のスコアと近いスコアのゲーマータグ”、“フレンド内でのスコアの比較”が見られるようになっている。
それでは、次ページにて各モードについて説明する。