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AOS、ID/パスワード管理ソフト『ファイナルID・パスワード一元管理 5.0』を発売

2007年06月06日 19時05分更新

文● 編集部 若林健太

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AOSテクノロジーズ(株)は6日、会員制のウェブサイトなどで入力を求められるIDやパスワードを一元管理できるソフト『ファイナルID・パスワード一元管理 5.0』を8日に発売すると発表した。価格は5040円。

パッケージ

ファイナルID・パスワード一元管理 5.0のパッケージ

ファイナルID・パスワード一元管理 5.0は、あらかじめ各ウェブサイトで使用するID/パスワードを同ソフト上で設定しておくことで、各ウェブサイトのフォームに自動入力が行なえるウェブブラウザー用ID/パスワード管理ソフト。ID/パスワードだけでなくクレジットカード情報や住所なども事前入力/フォームへの自動入力が可能だ。すべてのデータは暗号化され(暗号化方式は“Blowfish”(ブローフィッシュ)を利用)、“マスターパスフレーズ”を入力しないとデータへのアクセスは行なえない。また、マスターパスフレーズの入力に加えUSBフラッシュメモリーでの認証を必要とする“デュアル認証”モードも利用できる。同社では、パスワードをキーボードで入力する機会が減るため、キーロガーにパスワードを盗まれる可能性も低くできるとしている。

Blowfish 米国出身のセキュリティーコンサルタントであるブルース・シュナイアー(Bruce Schneier)氏が考案した、共通鍵暗号方式のブロック暗号。ライセンスフリーとなっており、誰でも自由に利用できる。鍵長は32bit~448bitに対応する。なお、ファイナルID・パスワード一元管理 5.0の鍵長はマスターパスフレーズの文字数×8bit(例えば、4文字なら32bit)となる。

同社よりファイナルID・パスワード一元管理 5.0の鍵長について回答がありましたので、その部分の記述を追加しました。(2007年6月6日)

また、パソコン内のID/パスワードデータをUSBフラッシュメモリーと同期させる機能を備えており、パソコンがクラッシュした際にUSBフラッシュメモリーからID/パスワードデータを復帰させることが可能。USBフラッシュメモリーだけにID/パスワードデータを保存して、外出先で借りたパソコンに個人データを残さないようにすることもできる。

対応OSはWindows Vista/XP Home Edition/XP Professional。対応ウェブブラウザーはInternet Explorer 6.0/7.0。

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