xD&SDカード対応デュアルスロット搭載のコンパクト機
富士フイルム、有効903万画素&光学4倍ズーム搭載の『FinePix A900』を発表
2007年06月05日 17時49分更新
富士フイルム(株)は5日、有効903万画素の撮像素子と光学4倍ズームのフジノンレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ『FinePix A900』を今月23日に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、予想実売価格は2万5000円前後。
FinePix A900は、有効903万画素のスーパーCCDハニカムHRを撮像素子に採用したコンパクトデジタルカメラ。併売される従来機『FinePix A800』(今年1月発表、関連記事)と同様に、SDメモリーカード(SDHC非対応)とxDピクチャーカードの記録メディアに対応するデュアルスロットを内蔵する。
撮影機能として、シーンに最適化した発光量と感度に調整する“iフラッシュ”を搭載。人物の白飛びを抑えつつ、背景も美しく撮影できるという。また、A800と同様に高速赤外線通信規格“IrSimple”(アイアールシンプル)、“IrSS”(アイアールエスエス)をサポートし、対応する周辺機器(同社の“ケータイプリンタPivi(ピヴィ)”『MP-300』など)との間で高速なワイヤレス通信が可能となっている。
そのほか、主なスペックは以下の通り。
“FinePix A900の主なスペック | |
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製品名 | FinePix A900 |
撮像素子 | 1/1.6インチ有効903万画素スーパーCCDハニカムHR |
レンズ | 光学4倍ズーム、f=8.8~35.2mm(35mmフィルムカメラ換算時:39~156mm相当)、F2.9~6.3 |
静止画撮影 | 最大3488×2616ドット |
ISO感度 | オート、ISO 100/200/400/800 |
動画撮影 | 320×240ドット、MotionJPEG圧縮AVI形式 |
液晶ディスプレー | 2.5インチTFT、約11万5000画素 |
記録メディア | 内蔵約10MBフラッシュメモリー&SDカード/xDピクチャーカード(デュアル対応スロット) |
インターフェース | USB 2.0(Hi-Speed対応)、AV出力、DC入力(ACアダプター別売) |
電源 | 単3形乾電池2本(アルカリ乾電池、ニッケル水素充電池対応) |
撮影可能枚数 | 約100枚(アルカリ乾電池、CIPA規格準拠)もしくは約350枚(ニッケル水素充電池) |
本体サイズ | 97.3(W)×32.1(D)×61.7(H)mm |
重さ | 約156g(本体のみ)もしくは約204g(電池、メモリーカード含む) |