(株)アルプス社は29日、地図と動画共有サービスを融合した新サービス“ALPSLAB video”(アルプスラボ ビデオ)(β版)を公開したと発表した。地図上に撮影時のルート情報を記入しながら動画をリンクするもので、車や鉄道での旅行の模様、あるいは店舗や観光地への案内映像とそのルートを同期したコンテンツを作成・共有・公開できるという。利用は無料。
ALPSLAB videoのトップページ(http://video.alpslab.jp/)には、本日16時時点ですでに27件のルート&動画コンテンツが登録・公開されている。
コンテンツの内容は、左に詳細な地図情報、右に動画を再生するエリアが表示され、動画の再生に同期して撮影者(もしくは被写体)が動いたルートが地図上で、動画再生に同期して変化するというもの。
また、作成したコンテンツは自分のウェブページやブログなどに貼り付けることが可能で(インラインリンクするためのURLが発行される)、その場合は動画コンテンツをメインに子画面で地図を表示する“ビデオメインモード”、あるいは逆に地図をメインにして動画を子画面に表示する“地図メインモード”の選択が可能。
なお、動画の共有・公開にはヤフー(株)(アルプス社の親会社)のウェブサービス“Yahoo!ビデオキャスト”を利用し、ルートの作成は同社の“ALPSLAB route”(アルプスラボ ルート)の技術を活用。両者の技術をマッシュアップした新サービス、付加価値を創出したものだという。このため、動画の投稿・公開には別途Yahoo!ビデオキャストへのユーザー登録(無料)が必要になる。