発売開始から1年を迎えた海洋堂の“リボルテック”シリーズ。5月1日には、新シリーズとして「 Fate/stay night」のヒロイン“セイバー”が発売になり多くのショップで売り切れ続出となっていた。それにあわせて、従来の“山口式可動”シリーズも新世代に突入し「リボルテックヤマグチ」となった。新たなスタートを飾るアイテムとして選ばれたのは、今年新たな劇場映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」が公開になる「新世紀エヴァンゲリオン」。といっても新劇場版はまだ公開になっていないため、モデルとなったのは以前の劇場版である「Air/まごころを、君に」に登場した「エヴァンゲリオン量産型」と「劇場版/エヴァンゲリオン弐号機」の2つ。「エヴァンゲリオン量産型」には、フレンドショップ限定モデル仕様の「武器」バージョンと通常のショップでも購入できる「翼」バージョンの2種類が用意されており、弐号機と合わせると計3モデルが用意されている。
店頭での販売価格は1900円前後だが、ショップによっては限定モデルの「武器」バージョンのみ他のモデルより割引率が低く設定しているショップもあった。これはショップによってはすでに品切れになってしまうほどの人気アイテムとなっていることが原因のようだ。限定版に関しては「再入荷の予定がない」と話ところもあり、レア度は高い。
「エヴァンゲリオン量産型」は、他のエヴァンゲリオンと大きくデザインが異なる機体だ。白一色の機体で、特徴的なのはその顔。目が存在しないし、は虫類のような大きな口を備えていることで、ロボットではなく生命体のような不気味さを醸し出している。劇中で弐号機を補食するという生々しいシーンがあったことも、口のイメージを大きく印象づけている。そして空を舞い降りてきた「翼」も、他のエヴァとは違う特徴だ。武器も銃器やプログレッシブ・ナイフではなく、両刃刀やロンギヌスの槍を使用していた。
今回のリボルテックでは「翼」バージョンには、大きな翼と交換用の手がセットになっており、「武器」バージョンにはロンギヌスの槍や両刃刀といった武器、交換用の頭や手、ダミープラグが付属になっている。これら豊富なオプションパーツを使うことで、リボルテックの特徴である自由な動きとあわせて様々な表情を作り出せる。
「エヴァンゲリオン弐号機」は従来のリボルテックでもすでに発売になっているが、今回は劇場版デザインだ。TV版とは細部のデザインが変更になっているほか、こちらにもオプション武器として両刃刀が付属。さらにプログレッシブ・ナイフやアンビリカルケーブルも用意されている。
劇場版のシーンを再現するには、やはり量産型を複数体用意したくなる。その場合は「武器」バージョンのオプションパーツを流用しつつ、「翼」バージョンで数をそろえていくのが便利だろう。
リボルテックは、今後もエヴァンゲリオンシリーズの発売を予定している。来月の15日には「エヴァンゲリオン初号機F型装備」がリボルテックヤマグチで登場する。また「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」の公開にあわせて、新しいエヴァンゲリオンもリボルテックヤマグチで公開同時発売を予定しており、こちらも注目だ。