イー・アクセス(株)は14日、2006年度の決算説明会を行なった。モバイル事業に関しては、サービスが開始したばかりであまりデータが出揃っていないようだが、4月末時点での回線契約数は約3万件で、予定通りに推移していると言う。また、イー・アクセス代表取締役会長の千本倖生氏は次のように述べた。
「私の経験からすると、新規事業の立ち上げには何かしらの障害がつきものだ。しかし、イー・モバイルに関しては、今年始めに基地局の建設に遅れがあったものの、3月31日には綺麗にサービスインすることができた。今のところ目立った障害もなく、順調なサービスを提供できている」
また、「私が住んでいる超高層ビルでは、ドコモやソフトバンクモバイルは繋がらないが、イー・モバイルはしっかり電波が入り、2.6~2.8MBbpsの速度が出ている。EM-ONEに関しては、国内のメディアやユーザーだけでなく、海外のメディアや携帯オペレーターからも高い評価を得ている」とも述べ、サービスの順調な滑り出しと、端末の性能の高さや魅力をアピールした。