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200本以上のシナリオを収録した音声認識会話を実現

タカラトミー、“リカちゃん”と会話できるPCトイ『リカちゃん テレビでんわ』を発売

2007年04月17日 17時12分更新

文● 編集部

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(株)タカラトミーは17日、“リカちゃん”と本当に会話できるUSB接続の電話機型PCトイ『リカちゃん テレビでんわ』を19日に発売すると発表した。価格は7875円。

リカちゃん テレビでんわ

リカちゃん テレビでんわ

リカちゃん テレビでんわは、付属しているDVDをパソコンにインストールし、本体をパソコンのUSB端子に接続することで、ディスプレー上に現れる“リカちゃん”とテレビ電話の感覚で会話が行なえる製品。リカちゃんは音声認識機能により、話し手の会話内容に応じた返答を行ない、その際にはユーザーに対して初期設定時に登録した名前で呼びかけてくれるという。また、リカちゃんから電話がかかってきたり、親子でメッセージをやり取りできる“伝言メモ”機能に対応している。伝言メモは、親が留守番メッセージを保存し、次に受話器をとるときにリカちゃんから留守番メモが入っていることが連絡される。保存件数は親からのボイスメモは1件のみだが、子供がそれに答えて保存する伝言メモは50件となる。同製品は、ヘッドセットとしての利用も可能で、メッセンジャーソフトなどのIP電話端末にもなるという。

時間帯による変化

時間帯による変化

会話画面

会話画面

付属ソフトには、シナリオ200本(250分以上)以上のリカちゃんのボイスファイルを収録している。時間や展開により会話が変化するほか、特定の日にのみに発生する季節の会話や、連続性のある会話なども収録しているとしている。

本体サイズは幅170×奥行き60×高さ177mm。対応OSはWindows XP SP2。USBケーブル、インストールガイド(保証書付き)が付属する。

同社では、リカちゃんを発売した翌年である1968年より、電話をかけるとリカちゃんが話してくれる“リカちゃん電話”のサービスを提供している。今回、広く普及しているパソコンを利用することで、「リカちゃんともっとお話したい!」という子どもたちの夢が実現したという。

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