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オラクル、JD Edwardsブランドで工場管理者向けのリアルタイム情報分析ツールを国内展開

2007年03月08日 20時07分更新

文● アスキービジネス編集部

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日本オラクルと日本オラクルインフォメーションシステムズは、中堅企業向けERPパッケージ「JD Edwards EnterpriseOne」として、工場における管理者向け情報分析ツール「JD Edwards EnterpriseOne Plant Manager’s Dashboard」を日本市場で展開すると発表した。


中堅企業向けの情報分析ツールの拡大も視野に


 「JD Edwards EnterpriseOne」は、財務/管理会計やプロジェクト管理、人事管理、物流管理などのモジュールをそろえた中堅企業向けのERPスイート。今回発表されたのは、このJD Edwards EnterpriseOneのひとつである「JD Edwards EnterpriseOne Plant Manager’s Dashboard」だ。同製品は、生産状況や取引先との状況、適正在庫の管理状況、出荷状況、財務情報などを扱う情報分析ツールで、グラフや図形を活用した分かりやすい画面でリアルタイムに確認できるのが特徴。これにより、工場内の業務状況、問題点や改善すべき点を速やかに発見し、工場の管理者の的確な意思決定をサポートするという。

 価格は、導入費用を除いた最小構成で12万5000/5ユーザーから。同社では特に工場を持つ中堅製造業の需要が高いと見て売り込む。

 なお、日本オラクルでは今後、工場内の情報だけでなく、財務会計、在庫、コンプライアンスなどの分野における管理者向けの分析ツールの提供を視野に入れているとしており、JD Edwards EnterpriseOneのユーザー層を拡大していくという。

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