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“DVD+R/+RW Verification Laboratories Group”から正式認定

リコー、DVD+R DLの16倍速記録規格に対応したディスクを開発

2007年03月07日 23時13分更新

文● 編集部

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(株)リコーは7日、2層記録型のDVD+RであるDVD+R DLにおいて、16倍速記録規格に対応したディスクを開発したと発表した。同日付けで各ハードウェアメーカーにサンプル出荷を開始する。

ディスク裏面

ディスク裏面

同ディスクは、2層構造のため、ディスク構造が基板/記録層/半透明反射層/中間樹脂層/記録層/反射層/基板という構造になっている。同社では、2枚の基板を利用し、“基板/記録層/半透明反射層”のディスクと、“記録層/反射層/基板”のディスクを別々に製造し、貼り合わせる独自の“インバーテッドスタック方式”を採用しているのが特徴。2つの記録層に対してダイレクトにメタルスタンパーの転写が行なえ、中間スタンパーを使用していないため、高精度な溝を形成できるという。記録材料には新開発の有機色素を採用している。同ディスクは、DVD+R/RWの品質を確認している認証機関の“DVD+R/+RW Verification Laboratories Group(DVD+R/+RWベリフィケーションラボラトリズグループ)”により、業界で初めて正式認定を受けたという。

同社では、同技術を採用したディスクの製品化を今年夏ごろに予定している。

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