ASUSTeKからチップセットに“P965”+“ICH8R”を搭載するLGA775対応マザーボード「Commando」が発売された。同社のゲーマーおよびオーバークロッカー向けのマザーボードシリーズ“「R.O.G.」(Republic of Gamers)”ブランドの製品で、ユーザーの間でも発売前から前評判の高かった1枚だ。
同社の“「R.O.G.」”ブランドの製品は“nForce 590 SLI”搭載のSocket AM2対応マザーボード「CROSSHAIR」や“nForce 680i SLI”を搭載するLGA775対応マザー「Striker Extreme」などが発売されているが、今回の「Commando」は初のインテルチップ採用モデル。
シリーズの特徴である起動の状況を分かりやすい言葉で表示するI/O部の“LCD Poster”や8フェーズの電源回路、高分子アルミ固体電解コンデンサ、冷却基板「Stack Cool 2」、オーバークロックに便利な電源やリセットスイッチがマザーボード上に搭載、低ノイズ環境を実現したという付属の8chサウンドカード「SupremeFX」、Futuremarkの3Dゲームベンチマークソフト「3DMark06 Advanced Edition」、FPS「Tom Clancy's Ghost Recon Advanced Warfighter製品版」の付属などは今回も健在だ。
具体的なスペック面では、チップセットの冷却にヒートパイプを採用する点も同社の上位モデルならでは。加えて「Commando」のウリといえそうな拡張スロットは、PCI Express x16×2、PCI×4と思い切った構成。サウンドカードやNIC、キャプチャーカードなどを使用したいゲーマーにとっては大変ありがたい構成といえそうだ。
その他、4本用意されるDDR2 DIMMスロットはDDR2-800/667/533対応で最大8GBまで搭載可能。オンボードインターフェイスとしてIEEE1394(TI/TSB43AB22A)やデュアルギガビットイーサネット(Marvell/88E8056と88E8001)、Serial ATA II×6(RAID 0/1/5/10)、Ultra DMA 133×1(JMicron/JMB363)などを装備する。価格および販売ショップは以下の通り。流通量は決して少なくはないが、前評判を裏付けるかのように早くも完売ショップが続出。週末までは持ちそうにない状況だ。
価格 | ショップ |
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ASUSTeK「Commando」 | |
¥28,323 | クレバリー1号店 |
¥28,990 | ドスパラアキバ店 |
¥29,280 | ドスパラ本店 |
¥29,780 | ツクモパソコン本店II TSUKUMO eX. |
¥29,800 | スリートップ2号店 T-ZONE.PC DIY SHOP USER'S SIDE本店(完売) |
¥29,970 | フェイス |
¥29,980 | BLESS秋葉原本店(完売) TWOTOP秋葉原本店 |
¥30,480 | アーク |
¥30,800 | 高速電脳(完売) |