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アスキー的パソコン大解剖 第51回

Core i9-9980XEの限界オーバークロックチャレンジ (1/5)

2018年12月29日 12時00分更新

文● 清水貴裕 編集●北村/ASCII編集部

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 みなさんごきげんよう! オーバークロックのし過ぎで暖房いらずの快適生活を送っているオーバークロッカーの清水です。今年はインテルもAMDも多くのCPUが発売されて楽しい一年でした。その最後を締めくくるに相応しいネタをお届けします。

Core i9-9980XE Extreme Edition

 今回テストするのは、インテルのCore Xシリーズ最上位モデルである「Core i9-9980XE Extreme Edition」(以下、Core i9-9980XE)です。

 内部の熱伝導材がソルダリング(ハンダ)に変更されたことが最大の変更点ですが、オーバークロック(以下、OC)の耐性はどれ程向上したのかは気になるところです。熱伝導材にグリスを使用する「Core i9-7980XE Extreme Edition」(以下、Core i9-7980XE)との比較も行ないつつ検証してみます。

テスト環境
CPU Intel「Core i9-9980XE Extreme Edition」(18コア/36スレッド、3.0GHz、最大4.5GHz)
Intel「Core i9-7980XE Extreme Edition」(18コア/36スレッド、2.6GHz、最大4.2GHz)
CPUクーラー CORSAIR 「H115i」(280mmラジエーター、14cmファン×2基)
マザーボード ASRock「X299 Taichi XE」
メモリー A-DATA「AX4U413338G19-DR80」(DDR4-2666で使用、8GB×2枚を2キット使用)
ビデオカード GeForce GT520
電源ユニット ENERMAX 「MaxTyan EDT1250EWT」(80PLUS TITANIUM、1250W)
PCケース マザーボードの梱包材のスポンジ(オリジナルカット)
OS Windows 10 Pro(64bit)
グリス Thermal Grizzly「Kryonaut」
電力計 Electronic Educational Devices「Watts Up? PRO」
室温 25度
検証担当者 清水貴裕(31歳、猫5匹の父)

今回の検証環境。怪しい機材のないリビングで猫達と快適な検証を行えました

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