このページの本文へ

「ライブ配信メディア完全解剖 〜過去と今、そして未来へ〜」第97回

ライブ配信の機材コストは15万円弱 パソコンなど必要なものの選び方

2018年06月14日 19時00分更新

文● ノダタケオ(Twitter:@noda

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 この連載第90回から第93回、そして第95回記事では商品やサービスのプロモーションを目的に企業がライブ配信を活用して「自社(自分たち)でイチから作りたい(立ち上げたい)」ときの機材選びをどのようにしたらいいのか、を具体的な機材も含めて紹介しました。

 一方、個人のライブ配信はスマートフォン一台で手軽にできるものになりました。ほとんどはスマートフォンを目の前におき、イヤホンマイクを使ったスタイルが一般的です。ただ、第28回や第29回記事でもお話したように、スマートフォン一台でライブ配信が手軽になった一方で、機能的な制約も多くあります。そのため、スマートフォンだけによるライブ配信では「できないこと」や「不自由すること」も多いです。

 その代表例は「マイクの音質をもう少し良いものにしたい」「リバーブのようなサウンドエフェクトを使いたい」「撮影をした動画を再生して見せたい」といったものなど。スマホでのライブ配信のクオリティーをさらに向上させて「ちょっと凝った」もしくは「作り込まれた演出」を見せたいと考える人もいるのではないでしょうか。

 とくに、音楽の弾き語りをしたいアーティストの人であったり、いま人気のゲーム実況ジャンルのライブ配信をしたい人だったりすると思います。こうした人たちは、スマホ単体ではなく、パソコンを使ってのライブ配信の必要性に迫られることが多いのかもしれません。さらに言えば、雑談ジャンルのライブ配信をする人も、ラジオやテレビの放送局に似たような「なんちゃって放送局」のようなものを実現したい人もいるでしょう。

 そんな、個人でライブ配信をしたい人が「機材選びをどのようにしたら良いのか」を複数回にわたり紹介していきます。

どのようなジャンルのライブ配信をしたいかが機材選びのポイントに

 第90回記事で「機材を選ぶときには目標とするライブ配信のコンテンツ(内容)はどのようなものなのかを考える必要」であることを挙げていますが、これは企業のライブ配信でも個人のライブ配信でも同じことが言えます。「コレと似た感じのコンテンツ(内容)にしたい!」という目標となるコンテンツが具体的にあると、必要なライブ配信の機材(とくに、個人のライブ配信の場合は「配信用のパソコンスペック」)が決まってくるからです。

 今回は、モデルケースを下記のようなものと前提として、これから個人でライブ配信をするために新しいパソコンを買い直したり、カメラやマイクなどその他の機材を追加で買ったりするなら、という状況であることを前提として話を進めていきます。

・いわゆる「雑談」ジャンルの個人のライブ配信
・配信場所は自宅の一室(外での配信はしない)
・ひとつのプラットフォームでライブ配信
・配信を始める時にオープニングムービー流したい
・カメラはパソコン内蔵ではなく、外付けにして少し高画質で自分を映したい
・スマートフォンに入れてある音楽をBGMとして流したい
・ちょっと良いマイクを使って、なるべく高音質にしたい

この連載の記事
ASCII倶楽部にて、週刊アスキーの人気ルポ漫画『カオスだもんね!PLUS』が、まとめて読める新コンテンツがついに配信開始!

週間ランキングTOP5

ASCII倶楽部会員によく見られてる記事はコレだ!

ASCII倶楽部の新着記事

会員専用動画の紹介も!