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「ライブ配信メディア完全解剖 〜過去と今、そして未来へ〜」第88回

「何ができるか」ではなく「誰が配信しているか」でライブ配信を選ぶ時代に

2018年04月12日 18時00分更新

文● ノダタケオ(Twitter:@noda

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 従来のライブ配信プラットフォームは、視聴者がコメント機能で配信者とコミュニケーションをとることができる双方向性な機能をもつ“ライブ配信単体”というのが主でした。しかし最近は、高画質で視聴ができる機能をもつゲーム実況配信のプラットフォームや、配信者を支援することができるギフティング(投げ銭的)の機能をもつプラットフォームなど、さまざまな”ライブ配信+α“のサービスが生まれています。

 ただ、ライブ配信プラットフォームが成熟し、どこも機能的に大きな差がなくなったことでプラットフォームの良し悪し(機能性)で視聴者が集まる時代は終わろうとしています。これからは「プラットフォームの良し悪し」よりも「配信者(=人)」で、視聴者が見るライブ配信のコンテンツを選ぶ流れに変わっているのです。

プラットフォームの良し悪しで選ばれる時代が終わる

 ライブ配信をする配信者やプラットフォームがまだ多くなかった黎明期時代、視聴者たちはプラットフォームの良し悪しで視聴するコンテンツを選びました。例えば、匿名性があるコメント機能で画面の向こうの配信者へ気軽にメッセージを送ることができることに魅力を感じた視聴者は「ニコニコ生放送」を選び、スマートフォン一台で手軽に電波状況があまり良くなくても安定して視聴できることに魅力を感じた視聴者は「ツイキャス」を選んだように。

 しかし、いまではFacebookやLINE、Twitter、Instagramなどのソーシャルメディアがテキストや写真、動画の投稿機能に加えてライブ配信の機能も持ったことによって、“ライブ配信”という言葉や仕組みが特別な人だけではなく、若い世代を中心とした人たちにも認知されはじめるようになります。

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