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倶楽部のAV特集第27回

スマホ、プレーヤー、環境別でおすすめ製品を紹介

ヘッドフォン選び方の新常識 同じスマホでもiPhone/Androidではオススメが異なる!

2018年01月05日 17時00分更新

文● 鳥居一豊 編集●ハシモト/ASCII編集部

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 今や音楽鑑賞には欠かせないアイテムとなっているヘッドフォン。スマホや携帯プレーヤーの付属品を使っている人も少なくないと思うが、それを市販のヘッドフォンにするだけで、その音が大きくグレードアップする。

 ヘッドフォンは現在、人気の高まりもあって、国内の有名メーカーはもちろん、海外ブランドも含めて、膨大な数のモデルが発売されている。

 電器量販店のオーディオ売り場に足を運んでみると、ヘッドフォン売り場がかなりの面積を占めていることに気付くはずだ。なんとなくヘッドフォンを買おうと訪れたなら「どれを買えばいいのかわからない!」と、迷い、途方に暮れてしまうだろう。

 そこで今回は、使っているスマホや携帯プレーヤー別、屋内や屋外などの用途別にヘッドフォンの選び方、およびおすすめのモデルを紹介。ヘッドフォン選びというと、ついつい予算で選んでしまいがちだが、安価なモデルは機能もシンプルで、自分に合った機能を見逃してしまうこともある。

 ここでおすすめしたモデルの価格や機能を基準として、候補を絞るようにすれば、ヘッドフォン売り場で迷子になってしまうこともなく、自分に合ったモデルを選べるはずだ。

目次

以下、ASCII倶楽部会員限定公開

  • Androidユーザーはハイレゾロゴを目印に選ぶ
  • 有線時はハイレゾ対応 ノイキャンも使えるソニー「WH-H900N」
  • 携帯プレーヤーのユーザーはより高音質なモデルがおすすめ
  • 独自の高音質技術「K2」で音源をハイレゾ相当に JVC「HA-SD70BT」
  • 自宅で使うならば、大口径ドライバーにこだわる
  • 53mmの大口径ドライバーで迫力の音を堪能 オーディオテクニカ「ATH-WS990BT」
  • 屋外で使うならば外音取り込み機能は欠かせない
  • ノイキャン効果の強弱を細かく調整できる ソニー「WH-1000XM2」
  • 乗り物での移動が多い人はノイズキャンセルの実力に注目!
  • 強力なノイキャン機能とイコライザーによるバランスのいい音 ボーズ「QuietComfort35 wireless headphones II」
  • 用途、端末別おすすめヘッドフォンカタログ

iPhoneユーザーはAAC対応のBluetoothモデルがおすすめ

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 まずは多くの人が使っているiPhone。最新モデルの「iPhone 8」や「iPhone X」、iPhone 7はヘッドフォン出力を持たないので、手軽に使うならばBluetooth対応のワイヤレスヘッドフォンが最適だ。

 さらにポイントとなるのは、Bluetoothの「AAC」コーデックに対応したモデルだ。Bluetoothは伝送時に音声を圧縮するが、標準的なモデルは「SBC」というコーデックを使用する。

 どちらかというと接続の安定性を重視したもので、音質的には不利。そこでモデルによってはより高音質なコーデックでも伝送できるようになっている。

 AACはそのひとつだが、iPhoneなどで音楽を扱うときの標準的な音楽フォーマットでもあるので相性がよい。ワイヤレスでもより高音質で音楽を楽しめるというわけだ。

AAC対応でワイヤレスでも高音質
オーディオテクニカ「ATH-AR3BT」

モニター風のシンプルなデザインとなっている。サイズもコンパクトだ
モニター風のシンプルなデザインとなっている。サイズもコンパクトだ

 こうしたポイントにマッチするのが、オーディオテクニカの「ATH-AR3BT」(実売価格 1万円前後)。

 オンイヤータイプのコンパクトなモデルで、持ち運びのための折り畳むこともできるので、屋外などでも使いやすいモデルだ。

イヤーパッドの奥にあるドライバーは、40mmと大きめの口径を採用している
イヤーパッドの奥にあるドライバーは、40mmと大きめの口径を採用している
電源ボタンや音量調整のためのボタンがハウジングに備わっている
電源ボタンや音量調整のためのボタンがハウジングに備わっている
ハウジング部分を折り畳む機構を持ち、外出時でもコンパクトに持ち歩ける
ハウジング部分を折り畳む機構を持ち、外出時でもコンパクトに持ち歩ける

 ATH-AR3BTは、高音質を追求したARシリーズのミドルクラスモデルで、解像度の高さと力強い低域が特徴。

 40mm口径のドライバーも、このクラスとしては大きめ。BluetoothのコーデックはSBCのほか、AAC、aptXに対応する。バッテリー寿命は最大で約30時間だ。

装着イメージ。小さめのイヤーパッドを耳に乗せるようにして装着。コンパクトなモデルに多いスタイルだ 装着イメージ。小さめのイヤーパッドを耳に乗せるようにして装着。コンパクトなモデルに多いスタイルだ

 装着してみると、耳に乗せるイヤーパッドの感触はしっかりとしていて安定感がある。徒歩やちょっと頭を動かしたくらいではズレることもないので、屋外でも気軽に使える。

 その音は、クリアーで情報量の多さが印象的。クラシックのオーケストラ演奏を聴いても各楽器の音をきめ細かく再現する。

 低音もなかなかよく出るが、どちらかというとタイトで音階まできちんと鳴らし分けるタイプだ。

 ボーカルはニュアンスも豊かで自然で聴き心地のよい感触。高解像度なタイプは音が鋭く、聴き疲れのするものもあるのだが、本機は音の感触が柔らかく、情報量は多いのに、耳に刺さるような音になっていないことに好感が持てる。

 サイズのコンパクトさもあり、外出時でも気軽に使えるし、カラーも青、赤、白、黒と4色あるのでファッションに合わせやすいのも魅力だ。

 次ページ以降(アスキー倶楽部会員向け)では、Androidスマホ向けや携帯音楽プレーヤー向け、屋外/屋内での使用に適したヘッドフォンの選び方について紹介していく。

記事掲載当初、ATH-AR3BTの型番に誤りがありました。お詫びして修正いたします(2018年1月5日)

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