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8コア&6コアでクリエイティブもゲームもおまかせ!

コンパクトなMiniーITXで組むRyzen自作ガイド (1/7)

2017年05月27日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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ソケットAM4初の Mini-ITXマザーが登場

 8コア/16スレッドのRyzen 7に続いて、3万円前半で6コア/12スレッドを実現するRyzen 5も登場したAMD次世代CPUのRyzenシリーズ。PC自作初心者にはまだまだ敷居は高いものの、マザーボードのラインナップ拡充、BIOS更新による安定度向上、Ryzen向けをうたうメモリーの登場と、大いに盛り上がっているSocket AM4プラットフォーム。

 うれしいことに、4月末にはBIOSTARからSocket AM4マザーボード初のMini-ITX対応モデルが登場。映像や写真の編集作業に強い8コア/16スレッドや6コア/12スレッドのRyzenシリーズを搭載したコンパクトなマシンを組めるようになっている。

Socket AM4マザーボード初のMiniーITXモデルがBIOSTARから登場。Ryzen自作の構成幅がグッと広がる

 BIOSTARから登場したMini-ITX対応Socket AM4マザーボードは、AMD X370チップセットとAMD B350チップセット搭載モデルが各1製品用意。ともに、チェッカーフラッグをモチーフにした「RACING」シリーズに属し、ヒートシンク部にBIOSやOS上からカスタマイズできるRGB LEDイルミネーション機能を搭載。

 X370搭載の「X370GTN」とB350搭載の「B350GTN」は、チップセット以外に違いはなく、拡張スロットがPCI Express(3.0) x16×1、メモリーがDDR4 DIMM×2(DDR4-3200(OC)/2933(OC)/2667/2400/2133、最大32GB)となる。

 オンボードインターフェースは、ギガビットLAN(Realtek RTL8118AS)、サウンド(Realtek ALC892 8CH HD)、M.2×1、SATA3.0×4、USB 3.1×2(Type-A+Type-C)、USB 3.0×6、USB 2.0×2などを装備。グラフィックス機能にHDMI1.4×1、DVI-D×1を搭載する。

Socket AM4初のMini-ITXマザー
X370GTN

メーカー:BIOSTER
URL:http://www.aiuto-jp.co.jp/products/product_2101.php
実売価格 1万6200円前後

チェッカーフラッグをモチーフにした「RACING」シリーズに属し、AMD X370チップセットを搭載。ヒートシンク部にはRGB LEDイルミネーション機能を備え、2基(Type-A+Type-C)のUSB 3.1ポートやSATA3.0×4などを備えている

M.2スロットはマザーボード裏面に装備。インターフェースは、最大32Gb/sのPCI Express Gen3x4とSATA3.0をサポート

コスパ重視はB350モデルが◎
B350GTN

メーカー:BIOSTER
URL:http://www.aiuto-jp.co.jp/products/product_2100.php
実売価格 1万4000円前後

AMD B350チップセット搭載モデル。裏面にM.2スロットを備えるなど、インターフェースは「X370GTN」と同じ。コスト重視派は、こちらがおすすめだ

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