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週替わりギークス第33回

非効率? 不可解? 中国深センのスマホ関連工場に見た違和感

2017年04月18日 17時00分更新

文● きゅんくん

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この連載は江渡浩一郎、きゅんくん、坂巻匡彦が週替わりでそれぞれの領域について語っていく。今回は、きゅんくんが見学した深センの工場の様子をレポートする。

 中国の南、香港のすぐ近くに深センという世界の工場として知られる地域がある。

 近年では、秋葉原の30倍と言われる巨大な電気街があることや、ハードウェア専門のアクセラレータである「HAXLR8R」や、オープンソース限定の超小ロットで製造する「seeed studio」といったイノベーティブな企業があり、ただの工場地帯ではないと注目を集めている。

 2017年4月、チームラボの高須さんが主催する深セン観察会に参加した。見学した工場の中でもユニークさが際立っていたAsh Cloud(アッシュクラウド)を紹介したい。

 深センに行くのは2回目だった。1回目はMaker Faire Shenzhen 2015。Maker Faire Tokyoの非公式アフターパーティとして開催していた「秋葉原メイカーズ倶楽部」が公式に「Akiparty」として招待され、TORIENAとインタラクティブライブを実施した。ちなみにMaker Faireというのは世界中で催されるDIYのお祭りである。

 中国にはクラブ文化があまりないらしく最初は戸惑っているのが感じられたが、パーティーの終わりには「We are the world」を歌って大盛り上がりしたのは思い出深い。詳しくは高須さんとニコニコ技術部深セン観察会による書籍「メイカーズのエコシステム」に書いたので、気になる方は参照してほしい。

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 前回深センを訪れたときはMaker Faireと電気街しか見ることができなかったため、観察会に参加して工場やメイカーズベースを見学するのは今回が初めてだった。

効率的なようで非効率な工場のシステム

 「Ash Cloud」はスマートフォンケースを欧州向けに卸している会社だ。

 ここは、深センの多くの工場とは一線を画している。まず目に入るのは、工場とは思えないおしゃれな照明の配置されたラインだ。

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