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MCコジマのカルチャー編集後記第165回

「〇〇終了のお知らせ」はもういいでしょう

2017年03月21日 08時00分更新

文● コジマ/ASCII

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 IT系ニュースサイトで働いている以上、最新のニュース、話題を追いかけるのは当たり前の姿勢です。今はあまねくインターネット上で「ネタ化」される時代でもあり、たとえばTwitterなどでパッと出たネタを、いわゆるまとめサイトが面白おかしく(という体裁で)記事にすることもある。

 もちろん、それらすべてが悪い、とは言えませんし、流行りそうな情報をフックアップする迅速さ、そして興味を惹く見出しをつけるセンスには、メディアにいる人間として「こういう切り口、考えもあるのか」と気付かされることも多い。それ以前に、「今のネットでは、こんなテイストが求められているのかも」と考える材料でもあります。

 ただ、本当にそれでいいのかな、と思うことだってあるわけです。個人的に、もういいんじゃないか、と暗澹たる気分(言いすぎかもしれませんが)になるのは「〇〇終了のお知らせ」的な見出し。

 たとえば、あるチェーン店が、3月31日をもって特定のメニューの提供を終了する、とします。これならば、「〇〇終了のお知らせ」とするのは、まだわかる。本当に、終了するお知らせなわけですから。

 違和感を覚えるのは、たとえば芸能人や企業が、問題のある言動をした……とみなされたときです。「【悲報】ASCII終了のお知らせ……マジか……」みたいなもの。率直に言ってしまえば、もう煽ってPVを稼げればOKだという狙いしか感じない。

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