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週替わりギークス第30回

農業にブロックチェーン導入、どんなメリットがある?

2017年03月14日 17時00分更新

文● きゅんくん、撮影●Junichi Suzuki

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この連載は江渡浩一郎、落合陽一、きゅんくん、坂巻匡彦が週替わりでそれぞれの領域について語っていく。今回は、きゅんくんがブロックチェーンを取り入れた宮崎県綾町を訪ねたレポートをお送りいたします。

 引きこもりにしては意外だと言われるが、野菜は好きだ。脂っこいものが苦手なのもあって、赤身の肉と生野菜を好んで食べている。

 農業にブロックチェーンを応用する試みが、イノラボ主導のもと宮崎県綾町で始まろうとしていると聞き、見学してきたのでレポートしたい。

北野さんの農園でレタスの包装中

 3月25日、綾町野菜が東京に上陸する。六本木アークヒルズの食材にこだわった朝市「ヒルズマルシェ」にて、パッケージごとに異なるQRコードとNFCタグが付いた綾町野菜が登場する。

 QRコードもしくはNFCタグを通じてウェブアプリにアクセスすると、その野菜の土づくりの過程から包装されたところまでを写真などで確認できる。

公開されたプロモーション動画
販売される小松菜のパッケージ

 綾町は1970年代から有機農業が盛んで、「自然生態系を生かし、育てる町にしよう」を憲章に持つ。自治体として日本ではじめて有機JAS登録認定機関に認定されたことで知られる町だ。条例で独自の認証基準を持ち、農作物をランク付けしており、綾町野菜のコアなファンも多い。だが、パッケージに貼ったランクのマークだけでは、各々の農場のこだわりまでは伝えきることができない。

 自信を持って野菜作りをしているからこそ、過程まで消費者に伝えて、信頼されるような届け方をしたい。そこにイノラボが目を付けた。

綾町の認定基準

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