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LUMIX GH5、E-M1 Mark II、EOS M6など、CP+ 2017で気になったデジカメを紹介!

旅や行楽に持って行きたい! この春発売の最新デジタル一眼をチェック

2017年03月17日 15時00分更新

文● ハシモト/ASCII編集部

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 2月23日から4日間の日程で開催されたカメラ総合イベント「CP+ 2017」。そこでは最新のデジカメが展示され、体験できるようになっていた。

 そんなCP+を振り返りつつ、この春発売の最新デジカメを紹介していく。

CP+ 2017に出展されていた最新カメラのトレンド

手ブレ補正技術をアピールするパナソニックやリコーのブース

 今回のCP+ 2017はレンズ交換式カメラ(ミラーレス、デジタル一眼レフ)が目立っていた。

体験コーナーに鉄道模型など動く被写体を用意したメーカーがほとんどだった(写真はキヤノン) 体験コーナーに鉄道模型など動く被写体を用意したメーカーがほとんどだった(写真はキヤノン)

 機能的にはAFの速度や追従性、連写速度、手ブレ補正の効果などを競う傾向にあり、これらの性能を向上させつつコンパクトさをどう維持するかがデジカメ開発の焦点となっているようだった。

 そして、ミラーレス/一眼レフ、ハイエンドモデル/エントリーモデルを問わず、無線LANに対応するモデルがほとんどで、今回紹介する製品もすべて無線LANに対応する。

 各社の専用スマホアプリからリモート操作が可能で、遠隔でシャッターを切ったり、ライブビューを確認したりできる。各社のプロ向けハイエンドモデルを除けば、もはやこの機能の搭載は当たり前になりつつある。

 また、パナソニックやキヤノンなどBluetoothに対応する機種も増えた。省電力の「Bluetooth Low Energy」(BLE)により、カメラがサスペンド状態であってもスマホのアプリ側から起動し、撮影状態にできたり、画像転送が行なえる。

カメラのセルフィー機能をアピールするパナソニックとカシオのブース

 セルフィー(自撮り)に対応する機種も多かった。背面モニターが回転して正面を向くモデルも多く、コンデジはもちろん、小型のミラーレス機などでも対応する機種が見られた。

 そんなCP+で気になったデジカメを詳しく見ていこう。

4K60pの動画が撮れる! パナソニック「LUMIX DMC-GH5」

「LUMIX DMC-GH5」
「LUMIX DMC-GH5」

 パナソニックの「LUMIX DMC-GH5」(3月23日発売予定。ボディーのみの予想実売価格は26万円前後)は、同社のフラッグシップとなるミラーレス一眼だ。

本体背面。右上と十字キーの周囲にダイヤルを配置。EVFは大きめだ
本体背面。右上と十字キーの周囲にダイヤルを配置。EVFは大きめだ
本体上面。中央にモードダイヤルがあり、シャッターボタンの後ろに電子ダイヤルを装備。ストロボは内蔵しない
本体上面。中央にモードダイヤルがあり、シャッターボタンの後ろに電子ダイヤルを装備。ストロボは内蔵しない
左側面。SDメモリーカードスロットはデュアルで搭載する 右側面。microUSBやHDMIといった端子を搭載
左側面。SDメモリーカードスロットはデュアルで搭載する右側面。microUSBやHDMIといった端子を搭載
背面モニターはバリアングル式だ
背面モニターはバリアングル式だ

 最大の特徴と言えるのが動画撮影機能で、4K解像度の撮影が可能なのはもちろん、記録フレームレートが従来の30pから60pになっている。デジカメとして60p撮影が可能なのは世界初だ。

動画設定。記録フォーマットを選ぶと解像度やフレームレートなどの選択が可能になる HDMI出力設定で4K60pの4:2:2 10bitが選べる
動画設定。記録フォーマットを選ぶと解像度やフレームレートなどの選択が可能になるHDMI出力設定で4K60pの4:2:2 10bitが選べる

 また、4Kでの高画質映像(4:2:2 10bit)にも対応。本体で記録できるのは30pまでだが、60pについてはHDMI出力できるようになっており、業務向けの外付けレコーダーなどで記録が可能だ。

「6K PHOTO」や「4K PHOTO」の選択画面 「6K PHOTO」や「4K PHOTO」の選択画面

 静止画撮影においては、従来の「4K PHOTO」を進化させた「6K PHOTO」を新たに搭載。文字通り6K(6000×3000)解像度の写真を秒間30コマで連写し、そこから画像を切り出す機能だ。

撮影後に画面タッチでピント位置を選べる「フォーカスセレクト」。緑の四角い枠が直前にタッチしたところ

 高解像になっても4K PHOTOの機能はそのまま踏襲しており、ピント位置を変えて複数枚連写し、後から好みのフォーカス位置の写真を選べる「フォーカスセレクト」も利用できる。

 さらに、複数枚の写真を合成してより広い範囲でピントが合った写真を得られる「フォーカス合成」も利用可能になった。

 そして、4K PHOTO機能も従来通り搭載するわけだが、従来の秒間30コマから最大60コマの連写が可能になった。

 これを可能にしたのが、新開発の「LiveMOS」センサーと「ヴィーナスエンジン」。LiveMOSは従来比2倍の高速読み出しが可能で、ローリングシャッター現象(センサー読み出し速度よりも早い被写体を撮影する際に発生する歪み)も低減できる。

 撮像素子(LiveMOSセンサー)は2030万画素でローパスレス仕様。画像処理エンジンのヴィーナスエンジンは、輝度信号の抽出・生成性能を向上し、周波数特性を従来比で2倍にまで高めた「マルチピクセル輝度生成」を新たに搭載。高解像度でもコントラストの再現性を維持できる。

 また、画像の被写体を1画素ごとに分析し、「フラット」「ディティール」「エッジ」という3パターンに分類して適切な処理を行なう「インテリジェントディティール処理」も搭載した。

 カラーコントロールにおいても、明度別の制御が可能になったことで、たとえば肌色と茶色い髪の色の判別が可能となり、それぞれで最適な調整を行なう。

 AFは独自の「空間認識AF」を採用。アングルに入るすべてのものの距離を演算によって算出する技術で、これにより0.05秒という高速な合焦を実現。

 追従AFによる連写も最大9コマ/秒まで可能で、追従性も5段階から選択できる。測距点も225点となっており、より細かい被写体選択が可能となった。

 手ブレ補正はボディー内5軸に加え、対応レンズ内2軸を連動させて駆動させる「Dual I.S.2」を搭載。140mまでの望遠域でも5段分の補正効果が得られる。6K PHOTOや4K PHOTOでも有効だ。

 プロ仕様の動画撮影をしたいという要望に応えられるが、4Kテレビを持っていて、せっかくだから4K60pの高精細でなめらかな映像を表示させたい、というなら本機で決まりだろう。

LUMIX DMC-GH5の主なスペック
撮像素子 4/3型Live MOS、2033万画素、ローパスレス
最大連写速度 12コマ/秒
感度設定 ISO 100~25600
動画最大解像度(コマ数) 4992×3744(29.97p)
背面モニター 3.2型(162万画素)、2軸バリアングル式
EVF 368万画素
通信機能 無線LAN、Bluetooth
記録媒体 SD/SDHC/SDXCメモリーカード(ダブルカードスロット)
本体サイズ/重量 幅138.5×奥行き87.4×高さ98.1mm/約725g

 以降のページ(アスキー倶楽部会員向け)では、オリンパス「OM-D E-M1 Mark II」やキヤノン「EOS M5」「EOS 9000D」、リコー「PENTAX KP」などを紹介していく。製品同等機を入手できたE-M1とKPについては実写撮影サンプルも掲載する。

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