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クリスマスに欲しい&贈りたいデジタルガジェット10 (1/4)

2016年12月07日 16時00分更新

文● 南田ゴウ/ASCII編集部

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クリスマスプレゼントで欲しかったガジェットを手に入れよう

 そろそろ近づいてきたクリスマスといえば、家族や大切な人とのプレゼント交換が楽しみなイベント。もちろんメーカーもクリスマスと直後の年末商戦に合わせて最新製品を投入しているほか、販売店や通販サイトによる販売イベントも目白押しだ。

 なんとなく気になってはいたもののなかなか手が出なかった製品も、プレゼントというイベントがきっかけなら購入しやすい。贈る相手がいなくても自分へのプレゼントとしてゲットするのももちろんアリだ。今回はクリスマスに欲しい&贈りたいオススメのデジタルガジェットを10+α個選出。新ガジェットとともにクリスマスと新年を迎えよう!

2017年はSIMフリースマホでスタートする

 一気にシェアを拡大してきているのが、いわゆる“格安スマホ”だ。高額なキャリアスマホの月額料金を一気に3000円以上下げられる運用コストの低さが最大の魅力。サービス事業者によってはポイントサービスやデータ繰り越し、通話SIMと複数のデータSIMで転送量のシェアなどキャリア顔負けのサービスを提供しているところも。おサイフ対応SIMフリースマホもあり、安心してキャリア製スマホから乗り換えられる。

 現在ドコモ回線を利用中のユーザーなら、SIMを乗り換えなくてもSIMフリースマホにそのまま現在利用中のSIMを載せ替えられるのも大きなメリット。今回は個性あふれる3台のSIMフリースマホをチョイス。最強スペック端末を選ぶもよし、ミドルレンジ~低価格スマホを選んでより運用コストを下げるのも悪くない選択だ。

専用周辺機器と合体するSIMフリースマホで個性を演出する
モトローラ「Moto Z

●実売価格9万2000円前後

モトローラ「Moto Z」

 「他人とは違ったスマホを使いたい」というユーザーにイチオシなSIMフリースマホがモトローラの「Moto Z」。WQHD(1440×2560ドット)解像度の5.5型有機ELディスプレーとSnapdragon 820を採用するハイエンド端末で、メモリーは4GB。カメラはアウト13メガでイン5メガ、バッテリー容量は2600mAh。処理が重いスマホゲームをたしなむスペック重視のユーザーも納得のスペックで、指紋認証機能も搭載する。

専用周辺機器「Moto Mods」を端末背面に装着してスマホの機能を追加(強化)できるのが最大の特徴

 最大の特徴はマグネット式の背面カバーと取り外すと装着できる専用周辺機器「Moto Mods」があること。さまざまなメーカーが各種端末の専用カバーなどの周辺機器を提供しているが、ワンタッチで“機能を追加できる”のがMoto Modsの魅力だ。

「Hasselblad True Zoom」を装着するとMoto Zが光学10倍ズームのコンパクトデジカメに

 たとえば「Hasselblad True Zoom」(実売価格3万1100円前後)を装着すると、Moto ZがRAW撮影対応の光学10倍ズームのコンパクトデジカメに早変わり。シャッターやズームボタンも搭載するほか、電源オンで即カメラアプリが立ち上がるのでシャッターチャンスを逃すこともない。

「JBL SoundBoost Speaker」はMoto Zのバッテリーを消費せず最大10時間の音楽再生が可能

 Moto Modsはこのほかバッテリー内蔵の3W×2外付けスピーカー「JBL SoundBoost Speaker」(実売価格1万2800円前後)や容量2220mAhのバッテリーカバー「Incipio offGRID Power Pack」(実売価格9500円前後、Qi対応モデル1万1700円前後)などをラインアップ。「Incipio offGRID Power Pack」は一般的なバッテリーカバーとは異なりUSB端子を塞がず、PCとの同期の際にカバーを外したりバッテリー部のみ別途充電するといった手間もない。

「Incipio offGRID Power Pack」は容量2220mAhのバッテリーカバー。非接触充電のQi対応モデルもラインアップ

 「Moto Insta-Share Projector」は輝度50ルーメン・最大投影サイズ70インチのモバイルプロジェクターで、出先で友人とともにスマホで撮影した画像や動画を大画面で楽しむといった使い方が可能。「人とは違うスマホが使いたい」ならMoto Zでキマリだ。

「Moto Insta-Share Projector」があれば、出先で大画面の動画鑑賞が可能

「Moto Z」の主なスペック
メーカー モトローラ
ディスプレー 5.5型有機EL
画面解像度 1440×2560ドット
CPU Snapdragon 820
1.8GHz(クアッドコア)
メモリー 4GB
ストレージ 32/64GB
カメラ アウト13メガ/イン5メガ
バッテリー 2600mAh
対応バンド(LTE) 1/2/3/4/5/7/8/12
/17/19/20/25/28/38/40/41
対応バンド(W-CDMA) 1/2/4/5/8/19
対応周波数(GSM) 850/900/1800/1900MHz
対応SIM nanoSIM×2(DSDS)
無線LAN 11ac(2.4/5GHz、MIMO)
サイズ 75.3×153.3×5.19mm
重量 約136g

10コアCPUを採用する最強スペックSIMフリースマホ
フリーテル「KIWAMI 2(極2)

●販売価格5万3784円

フリーテルの「SAMURAI KIWAMI(極)2」

 キャリア製スマホのオクタコアを超える10コア(デカコア?)の実力をぜひとも体験してみたいのが、フリーテル(プラスワン・マーケティング)の「SAMURAI KIWAMI(極)2」だ。

 MediaTek製の10コアCPU、MT6797は高/中/低負荷処理用に3つのコアクラスタが用意され、負荷によって細かく制御を切り替えることで高い処理性能と長時間のバッテリー駆動を両立。ディスプレーはハイエンドスマホではもはや当たり前となったWQHD解像度(1440×2560ドット)の5.7型有機EL。OSはAndroid 6.0だが最新の7.0にアップデート予定となっている。メインカメラは16メガでイン8メガで、販売価格は5万3784円。

 フルメタル製のボディーは高級感があり、メモリーは4GBでストレージは64GBで、もちろん指紋認証も搭載。2枚のnanoSIMを同時に利用できるデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)に対応する。12月22日(木)発売予定でクリスマスプレゼントにはギリギリで間に合いそうだ。

「SAMURAI KIWAMI(極)2」の主なスペック
メーカー フリーテル
ディスプレー 5.7型有機EL
画面解像度 1440×2560ドット
CPU MT6797
2.3GHz×2+
2GHz×4+
1.4GHz×4
(10コア)
メモリー 4GB
ストレージ 64GB
カメラ アウト16メガ/イン8メガ
バッテリー 3400mAh
対応バンド(LTE) 1/2/3/4/5/7/8/12
/17/19/28
対応バンド(W-CDMA) 1/5/8/19
対応周波数(GSM) 850/900/1800/1900MHz
対応SIM nanoSIM×2(DSDS)
無線LAN 11ac(2.4/5GHz)
サイズ 77.5×157.2×7.2mm
重量 約168g

メモリー6GB、ストレージ256GBのモンスタースペックスマホ
ASUS「ZenFone 3 Deluxe(ZE570KL)

●実売価格9万6984円前後(受注停止中)

 現在最強SIMフリースマホの一角を占めるのが、ASUSの「ZenFone 3 Deluxe」シリーズ。特に最上位の5.7型フルHD解像度モデル「ZE570KL」はクアッドコアのSnapdragon 821を採用し、メモリーはなんと6GBでストレージは256GB(!)。1枚はmicroSDカードと排他利用だが、2枚のSIMを同時に利用できるDSDSにも対応する。最大5つの指紋が登録できる指紋認証も搭載。

ASUS「ZenFone 3 Deluxe(ZE570KL)」400

 カメラはアウト23メガ、イン8メガでキャリアアグリゲーションは3CA対応、さらに対応バンドと通信方式が豊富なのも特徴で、3GやLTE、GSMだけでなくTD-SCDMAやCDMA2000にも対応。海外渡航時に安心できるだけでなく、DSDSは国をまたいでの移動時にも役立つはず。バッテリー容量は3000mAhで実売価格は9万6984円前後。11月28日現在、あまりの人気ぶりのため受注停止中だが、クリスマスまでの再受注開始を期待したいところだ。

背面には指紋認証を搭載。光学手ぶれ補正搭載に2300万画素カメラはレーザーオートフォーカス+像面位相差オートフォーカスにより合焦までわずか約0.03秒

両面挿しのUSB Type-C端子を採用する。付属の充電アダプターは5V 2Aもしくは9V 2A出力に対応

左側面のSIMスロットを開けると2枚のSIMを挿入可能。DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)にも対応

付属のイヤフォン「ZenEar」はもちろんハイレゾ対応。サイズ別インナーも用意される

「ZenFone 3 Deluxe (ZD570KL)」の主なスペック
メーカー ASUS
ディスプレー 5.7型有機EL
画面解像度 1080×1920ドット
CPU Snapdragon 821
2.4GHz×4
(クアッドコア)
メモリー 6GB
ストレージ 256GB
カメラ アウト23メガ/イン8メガ
バッテリー 3000mAh
対応バンド(LTE) 1/2/3/4/5/7/8/12
/17/18/19/20/26
/28/29/30/38/39/40/41
対応バンド(W-CDMA) 1/2/4/5/6/8/19
対応周波数(GSM) 850/900/1800/1900MHz
対応バンド(CDMA2000) BC0
対応バンド(TD-SCDMA) 34/39
対応SIM nanoSIM、microSIM(DSDS)
無線LAN 11ac(2.4/5GHz)
サイズ 77.4×156.4×7.5mm
重量 約172g

LTE対応格安タブレットでどこでも動画鑑賞!
HUAWEI「MediaPad T2 8 Pro

●実売価格2万4600円前後

 タブレットは大画面で迫力の動画視聴を楽しんだり、高い視認性を生かして電子書籍や地図、細かい文字が多いウェブサイトの閲覧などに威力を発揮するデバイス。ただし、セルラー版iPadなどモバイル通信対応のタブレットは少々コストがかさむのがネックだった。一方、安価なWi-Fi版タブレットはスマホのテザリングやモバイルルーターなどの通信手段を確保する必要があり、出先ですぐに取り出してタッチ操作するといったハンドリングの良さが損なわれるため、できればLTE SIM対応モデルをチョイスしたいところ。

 ファーウェイ・ジャパンの「HUAWEI MediaPad T2 8 Pro」は、フルHD解像度超えのUXGA(1920×1200ドット)解像度の高精細IPS液晶を採用する8型タブレット。Wi-Fiモデル(実売価格1万9200円前後)に加えてLTEモデル(2万4600円前後)もラインアップする。もちろんオススメはLTEモデルだ。

12月9日発売の「HUAWEI MediaPad T2 8 Pro」

 CPUはオクタコアのSnapdragon 615、メモリー2GBストレージ16GBとミドルレンジ帯のスペックだが、主要なLTEバンドに加えて3G通信にも対応。UXGA解像度液晶は縦横表示とも比率がPC版ウェブサイト閲覧との親和性が高く、電子書籍閲覧にも威力を発揮。少なめなストレージ容量は最大128GB対応のmicroSDへのデータ保存で対処しよう。

「MediaPad T2 8 Pro」(LTEモデル)の対応バンド
LTE 1/3/5/7/8/19/20
26/28/38/40/41
3G 1/2/5/6/8/19
対応SIM microSIM×1

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