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ソフトバンク、5Gとロボットアームによる遠隔操作システムを活用した実証実験と結果を発表

2021年05月10日 15時30分更新

文● ASCII

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 大成建設とソフトバンクは5月10日、共同で5Gとロボットアームによる遠隔操作システムを活用し、細胞培養工程におけるピペット作業の遠隔操作を目的とした実証実験を実施したことを発表した。

 ソフトバンクの新本社ビル「東京ポートシティ竹芝」と「5G X LAB OSAKA」間を5Gネットワークで繋ぎ、ロボットアームに改良型ピペットを搭載した遠隔操作システムを連携し、細胞培養工程におけるピペット作業の遠隔操作をデモンストレーションした。

 実証実験の結果は、東京で大阪に設置された培養液や細胞の様子を映像で確認しながら、ピペット作業をし、大阪にあるロボットアームと低遅延で動きを同期することができた。また、ロボットアームやピペットの遠隔操作データをリアルタイムで記録・蓄積した。

 これらのデータを元にロボットアームの任意の動作を選択して、遠隔操作を自動的かつ正確に再現が可能になるとのこと。

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