このページの本文へ

ソニーのヘッドフォンに魅力的な3モデルが追加

ソニー、h.ear on新ヘッドフォン「WH-H910N」と首かけワイヤレス「WI-1000XM2」

2019年10月16日 13時00分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

WH-H910N

ヘッドフォンに新製品2モデル

 ソニーは10月16日、ヘッドフォンの新製品「WH-H910N」と「WH-H810」を発表した。

WH-H910N

 h.ear onシリーズの新モデル。WH-H910Nがオーバーイヤー型、WH-H810がオンイヤー型。両モデルに新規開発の25mmドライバーを搭載し、高音質伝送技術「LDAC」およびアップスケーリング「DSEE HX」に対応する。

携帯時は、折りたたんでコンパクトにできる

 装着面も見直し、従来モデル(WH-H900N、WH-H800)と比較して、ヘッドバンド部を細く、ハウジングを薄く、イヤーパッドの接地面を増やしている。

 バッテリー性能も向上。WH-H910Nは最大で連続35時間、WH-H810は最大で連続30時間の再生が可能。このほか、WH-H910Nではノイズキャンセリング用マイクと通話用マイクを分けることにより、より優れたノイズキャンセリング機能を実現、また、WH-H810では同社のオンイヤーヘッドフォンとして、はじめてタッチ操作に対応している。

WH-H810

 カラーバリエーションは、いずれもブラック、レッド、ブルー、オレンジ、アッシュグリーンの5色展開。カラーによって塗装の処理や素材の仕上げを変えているのも特徴。担当者によれば「ヘッドフォンとしての存在感よりも、ファッションに溶け込みやすく、日常生活の中で使いやすい外観を目指した」という。

WH-H810

カラーにより、塗装の処理が異なる。ブルーはマットな仕上がり

従来モデルと比較して、より日常に溶け込むデザインを目指した

 価格はWH-H910Nが3万3000円前後、WH-H810が2万2000円前後になる見込み。WH-H910Nは11月9日、WH-H810は11月23日に発売する。

ネックバンド型「WI-1000XM2」

WI-1000XM2

 合わせて、インイヤーヘッドフォンの新製品「WI-1000XM2」を発表。「ハイレゾの高音質と首かけ型ワイヤレスの開放感を兼ね備えた、1000Xシリーズのオールラウンドモデル」と位置付ける。

WI-1000XM2

 オーバーイヤー型ヘッドフォン「WH-1000XM3」に搭載されているものと同じノイズキャンセリングプロセッサー「QN1」を搭載。合わせて、ハウジングから斜めにイヤーピースが伸びる「アングルドイヤーピース方式」を採用し、遮音性を見直すことで、前モデル「WI-1000X」と比較して、ノイズキャンセリング性能が向上しているという。音質面では、LDAC、DSEE HXにも対応している。ドライバーは、WI-1000Xと同様、BAドライバーユニットとダイナミックドライバーユニットを組み合わせている。

ハウジング部はマグネットでくっつけて持ち歩ける

専用ケースが付属。コンパクトに携帯できる

 ネックバンドの素材には、新たにシリコンを採用。前モデルの71gから58gへと13gほど軽量化している。携帯時は、ハウジング同士をマグネットでくっつけて持ち歩ける。「シリコンを採用することで、首に当たる金属のひんやりとした感触をなくし、より自然な使い心地になった」(担当者)。

 連続再生時間は最大で10時間。また、リモコン兼ハンズフリーマイクをL側のケーブルに配置し、より鮮明に声を集音できるよう設計するなど、細かな使用感も見直されている。

 カラーはブラックとプラチナシルバーの2色展開。価格は3万8000円前後になる見込み。12月7日に発売する。

■関連サイト

カテゴリートップへ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中