このページの本文へ

NEC、カメラやセンサーを搭載する「スマート街路灯」の実証を杉並区で実施

2019年07月24日 16時20分更新

文● 高橋佑司

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 NECは7月24日、無線通信機を用いたネットワーク化や各種カメラ・センサーなどを設置した「スマート街路灯」の実証を、杉並区で実施すると発表した。期間は8月から12月まで。

 スマート街路灯は、街路灯の稼働状況をネットワークで一元管理し、照明切れや故障への迅速な対応や、季節や天候、エリアに応じたきめ細かな照度設定が可能とのこと。またカメラや各種センサーを装備することで、街に関する様々なデータを効率的に収集できるという。

 今回の実証では、既存の街路灯に後付けするだけでスマート化が可能なヘッドモデル型を採用し、照度変更に対応する照明、ネットワークカメラ、照度/温湿度/振動/傾斜を感知できるマルチセンサー、水位センサーを、善福寺川周辺など計12灯に設置する。

 照明やカメラ映像、各種センサーの状況を区役所内のPCから地図上で確認でき、異常時にはアラーム通知することで、早急な対処が出来るよう検証していくとのこと。

カテゴリートップへ

ピックアップ