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負荷分散をコントロールパネルから手軽に設定

さくらのクラウド、「エンハンスドロードバランサ」を提供開始

2019年04月02日 15時30分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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 さくらインターネットは4月1日、さくらのクラウドで「エンハンスドロードバランサ」(プロキシ型ロードバランサ)を正式提供開始した。

 エンハンスドロードバランサは、コントロールパネルから簡単な操作で利用できるプロキシ型ロードバランサ。複数のロケーションをまたいで利用でき、さくらのクラウドの東京/石狩リージョンで負荷分散しつつソーリーサーバーをVPSに指定するなどの構成が可能となる。コントロールパネルよりSSLサーバー証明書の登録が可能で、簡単にSSL化も可能。

 正式版提供開始に伴い、「VIPフェイルオーバ機能」も追加された。これは仮想IP(VIP)アドレス応答が無くなった場合に自動的に別のVIPアドレスに変更する機能。DoS攻撃などによりサイトが応答しなくなる状態が継続することを防ぐことが可能となる。また、SNI(Server Name Indication)に対応して証明書を複数枚登録できるようになり、サブドメインを運用するときに有効となる。

 正式版からプラン変更ができるようになった。IPアドレス変えることなく変更できるため、通常時は低価格のプランで、アクセスが伸びる時期は高スペックのプランにするといったことも可能となる。プランは1000CPS(月額3780円)より提供される。

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