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「HUAWEI P30 Pro」のカメラのP20 Proからの進化度合いをチェック

2019年03月29日 10時05分更新

文● 佐野正弘 編集●ASCII編集部

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「HUAWEI P30 Pro」(左)と「HUAWEI P20 Pro」(右)を並べてみたところ。ディスプレーサイズが大きいぶん、P30 Proの方がやや縦長だ

「HUAWEI P30 Pro」のカメラは
前機種P20 Proからどれだけ進化したのか

 ファーウェイは2019年3月26日、フランスで新たなフラッグシップモデル「HUAWEI P30 Pro」を発表した。新たに4つのカメラを搭載し、暗い場所での撮影に一層強くなるなどカメラ機能を中心に大幅な強化が図られたP30 Proだが、実際のところ前機種となる「HUAWEI P20 Pro」と比べ、性能面でどのような進化を遂げているのだろうか。注目のカメラ機能を中心に比較してみた。

 まず本体サイズを比べてみると、P20 Proは6.1型有機ELディスプレーを搭載し、本体サイズは73.9×155×7.8mmであるのに対し、P30 Proは6.47型とより大型の有機ELディスプレーを搭載しながら、サイズは73.4×158×8.41mmと、やや大きくなった程度。だが、「HUAWEI Mate 20 Pro」と同様、有機ELの特性を生かしディスプレイの側面にカーブがかかったデザインを採用したことで、横幅が狭く持ちやすくなっている。

P30 Proはディスプレー側面にカーブがかかっており、一層の狭額縁を実現したことで、P20 Proと比べ幅が0.5mm狭く、持ちやすくなった

 一方で重量は192gと、P20 Pro(180g)と比べ重くなっている。最近はスマートフォンの重量化が進み片手で持つとズシリと来る端末も増えているだけに、この点はやや惜しいところだ。

 本体のデザインを見ると、P30 Proは前面は先述のとおりディスプレー側面をカーブさせているのに加え、ディスプレーを直接振動させて音を出すことで、P20 Proにあった受話部分のスピーカーを無くしノッチを一層小型化。さらにP20 Proでは本体下部にあった指紋センサーもディスプレーに内蔵したことでベゼル部分が一層小さくなり、ディスプレー占有率が高められスマートな印象を受ける。

ディスプレーから音が出る仕組みを採用したことで、スピーカーがなくなった分画面上部のノッチは一層小さくなっている

P20 Proには下部に備わっていた指紋センサーも、P30 Proではディスプレーに内蔵したことでディスプレー占有率が一層高まっている

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