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肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第486回

「三島のゆかり使用チューハイ」

ゆかりの缶チューハイはご飯のおともになるか試してみた

2019年03月20日 17時00分更新

文● ナベコ

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「三島のゆかり使用チューハイ」と一緒にご飯を食べてみた。

 ヒパヒパ、アスキーの酒好き担当ナベコです。暖かくなってきてお酒への渇望が一層高まる今日このごろ。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

 三井食品は「三島のゆかり使用チューハイ」を2月27日から数量限定で発売中です。350ml缶で、価格は150円前後。アルコール度数は5%。

 三島食品の赤しそふりかけ「ゆかり」をベースにした缶チューハイ。最初に登場したのは2018年2月で、とても好評だったそう。今回、数量限定で復活をしました。

 「ゆかり」の原料となる赤しそ生葉から抽出したエキスを使用。「ゆかり」の味わいをそのままに、着色料無添加、香料無添加のチューハイに仕立てたとのこと。鮮やかな赤紫色と甘酸っぱい味わいが特徴で、食中酒として飲むのがオススメだそうです

 SNSでは、ゆかりの味のチューハイならご飯のおともになりそう、と話題になりました!

ゆかり使用のチューハイ、飲んでみました!

 お弁当を開いてご飯にゆかりがかかっているとうれしかったな。そんな、学生時代のことを思い出しつつ、立派に酒飲みへと成長した記者も「三島のゆかり使用チューハイ」を飲んでみました!

 パッケージには「ゆかり」の商品名の由来が書かれています。商品の色が紫色であることと、「縁(ゆかり)」を大切にしたいという想いで命名されたとか。古代の和歌では、縁のあるものとして「むらさき草」が詠まれていました。

 原材料を見てみます。赤しそエキスが一番多く使われています。次にウォッカ、果糖ぶどう糖液糖。

 赤しそエキスが一番に使用されているとは、期待! 「ゆかり」は、三島食品が20年かけて独自に研究して開発した「豊香」という新品種の赤しそを使用していて、赤しそへのこだわりが別格ですから。チューハイではいかに赤しその味が生かされているのか、気になります。

 グラスに入れると鮮やかな赤い色。赤シソの色は一般的にアントシアニン由来だと言われています。目が奪われてしまうくらい美しいし、健康的な色。

 いただきます! グビグビ! 赤しその爽やかな鼻を抜ける香りと、心地よい酸味。まさしく「ゆかり」の味です。しかも「ゆかり」風味が濃くてリッチな味わい。後味はキレが良くすっきりと抜けていきます。おいしいーーー!

爽やかな香りとほどよい酸味でめちゃうま。お酒の風味もあって「酒飲んでいるぞ!」という満足感が得られました!

 梅チューハイともちょっと近いけれど「ゆかり」ならではの風味がしっかりと生きていますよ。(なお、「ゆかり」の香り成分はシソに含まれる有機化合物ペリラアルデヒド由来だそうです。ペリラアルデヒド、ペリラアルデヒド。3回くらい唱えたくなりません?)

 アルコール度数は5%と、けっして軽いお酒ではありません。ウォッカの風味も感じられました。お酒好きにとって「お酒を飲んでいるぞ」という満足感もばっちり。

「白米」と合わせるのは厳しめでした
唐揚げなど油っ気がある食事と合う

 爽やかな風味と、気持ちいい酸味で、脂っこい食事のお供にぴったり。ただ、ふりかけの「ゆかり」のように白米のお供になるかというと、試してみましたが厳しかったです。うーん。チューハイだと塩気がそんなにないので、白米が進みません。さっぱりしているんですよね。どちらかというと塩気や油っ気があるおつまみと一緒に飲んだときに、良いバランスで楽しめそうでした。

 唐揚げや餃子に合うだろうな。あと、鯖の塩焼きとか脂がのった魚にも合いそう。また、赤い見た目がキレイなので、お花見などに持ち寄っても写真映えしそう。

 「三島のゆかり使用チューハイ」は量販店などで展開されています。今回私は、成城石井で購入しました。SNSから得た情報によると、オリンピック、北野エース、ドン・キホーテなどにも店舗によって出ているようです。気になった方は探してみてください。ヒパヒパ!



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書いた人:記者ナベコ

デジタル媒体アスキーでなぜか食べ物の記事ばっかり手掛けている人。3度の飯を食らいつつ酒をがんがん飲んでいる。好きなジャンルはビール、ウイスキー、焼酎、日本酒、ワインなど高アルコール全般。苦手なお酒は甘いカクテル全般とスピリタス。酒豪ではなきにつき鯨飲した翌日はSNSからも消える。Facebookやっています。

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