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リーズナブルな価格ながら性能はGeForce GTX 1070 Ti以上!

レイトレーシングとDLSSを4万2930円で! Palit製RTX 2060をチェック

2019年02月23日 10時00分更新

文● 八尋/ASCII

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ドスパラのウェブ通販サイトで販売中のPalit製「GeForce RTX 2060 StormX OC」

 ビデオカードで、今年注目すべきはやはりリアルタイムレイトレーシングや、DLSSといった、GeForce RTX 20シリーズの機能だろう。しかし、GeForce RTX 20シリーズを購入するとなると、それなりの価格になる。

 そこでオススメしたいのが、Palit製のGeForce RTX 2060を採用するビデオカード「GeForce RTX 2060 StormX OC」だ。RTX 20シリーズなので、レイトレーシングやDLSSに対応しながら、4万2930円とリーズナブルな価格で購入できるのが魅力だ。

空冷ファンは1つで、サイズはおよそ幅168×奥行122mmとかなりコンパクトだ

映像出力端子はDual-Link DVI-D端子、HDMI 2.0b端子、DisplayPort 1.4

 今回は、GeForce RTX 2060 StormX OCがどれくらいの性能を持っているのか、ベンチマークでGeForce GTX 1070 Tiと比較してみた。なお、今回試したパソコンのGPU以外のスペックは、Core i7-8700K、16GBメモリー、240GB SSD、500GB SSDとなる。

性能はGeForce GTX 1070 Ti以上!
DLSSも加わって、より快適なゲームプレーができそう

 まずは、3DMarkで比較してみた。計測したのは、Time Spy、Fire Strike、Fire Strike Extreme。結果は以下のとおり。

GeForce RTX 2060 StormX OCのTime Spyの計測結果

GeForce GTX 1070 TiのTime Spyの計測結果

 結果は、GeForce RTX 2060 StormX OCのほうがGeForce GTX 1070 Tiより高い数値を記録した。4万円ちょっとで、GeForce GTX 1070 Ti以上の性能を持つとなれば、そのコスパは高いといえるだろう。フルHDであれば、大作ゲームも快適に遊べそうだ。

 続いて、負荷が重めの「ファイナルファンタジーXV ベンチマーク」も1920×1080ドット、ウィンドウモード、高品質という設定で比較してみた。

GeForce RTX 2060 StormX OCの結果

GeForce GTX 1070 Tiの結果

 どちらも、高品質でも7000以上を超える数値を記録したが、こちらもGeForce RTX 2060 StormX OCのほうが高い結果となった。FFXVベンチでもこれくらいの数値が出れば、負荷が重いゲームも存分に楽しめるだろう。

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