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Windows情報局ななふぉ出張所 第141回

中位機種の拡充が見えてきた:

4万円スマホが今年の主役になりそうなワケ

2019年02月05日 16時00分更新

文● 山口健太

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■追いこまれる国内メーカー

 ASUSやHTCはスマホ事業が厳しい状況に置かれているものの、国内のSIMフリー市場で実績のあるOPPOやモトローラにとってもチャンスといえます。

 新規参入にも期待です。

 数年前、日本でMVNOやSIMフリー市場が急拡大した際には海外メーカーが続々と参入しました。グローバルの上位メーカーとしてXiaomiやVivoは日本に上陸しておらず、ほかにも新興メーカーは続々と生まれています。

タイではOPPO、Vivo、モトローラなどがキャリアから売られている

2018年末の台北で目立っていた女性向けスマホブランド「Sugar」

 逆に、分離プランで苦しい立場に追い込まれるのが、大手キャリア向けの上位機種を主力としてきた国内メーカーです。

 ドコモは端末購入補助について「まったくないのはあり得ない」「アイデアを出していく」とはしているものの、限度はありそうです。このままでは定価で上位機種を売るか、中位機種でコスパ競争をするか、苦しい2択が待っています。

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