前へ 1 2 3 4 5 6 次へ

Samsung SSD 970 EVO Plusレビュー M.2 SSD最速の座は譲らん!

文●藤田忠 編集●北村/ASCII編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

高負荷時の温度も比較

 ベンチマークの最後は連続して読み出し、書き込みをした際の温度を見てみよう。テストには読み書きが交互に行なわれる「ATTO Disk Benchmark 3.05」を使用し、ベンチマーク実行時のS.M.A.R.T.情報の温度を抽出している。なお、テスト時はCPUクーラーに簡易水冷キットを使っているため、M.2スロット周辺にエアフローはなく、室温は18度前後になっている。

高負荷時の温度(単位:℃) ←cool

 「970 EVO Plus」は書き込み速度が向上した分、発熱量が増えているようで、今回のテストでは最大で5度のアップを確認した。最近はM.2スロットにヒートシンクを装備するマザーボードが多いので大丈夫だが、いずれのモデルも冷却に気を配りたい温度なのは同じだ。

パフォーマスも価格も魅力的な「970 EVO Plus」

 「970 EVO」から確実にパフォーマンスアップしながら、価格は現在の店頭販売価格からほぼ据え置きという、魅力ある内容で登場するSamsung最新M.2 SSDの「970 EVO Plus」シリーズは、最速クラスのパフォーマンスを求める人に、おすすめできるNVMe M.2 SSDだ。

 なかでも、これまで書き込み性能が、いまひとつだった250GBモデルの大幅な性能向上は魅力的。コストを抑えたいが、最速クラスのパフォーマンスが欲しい人に安心して推せるだろう。

魅力ある性能と価格で登場する970 EVO Plusシリーズ

 ただ、コストパフォーマンスという面では、最速クラスかつ主流メーカーのNVMe M.2 SSDとしては安価な「WD BLACK SN750 NVMe SSD」も見逃せない。読み書き速度は「970 EVO Plus」の同容量を下回るが、250GB「WDS250G3X0C」で8980円、500GB「WDS500G3X0C」で1万5800円という価格は、かなり魅力的なのでこちらも確実に注目の一品と言える。

【関連サイト】

【機材協力】

前へ 1 2 3 4 5 6 次へ

この記事の編集者は以下の記事もオススメしています

過去記事アーカイブ

2024年
01月
02月
03月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
2020年
01月
03月
05月
06月
07月
09月
10月
11月
12月
2019年
01月
03月
04月
05月
07月
09月
10月
11月
12月
2018年
01月
04月
05月
06月
07月
09月
11月
12月
2017年
06月
08月
09月
10月
2016年
02月
06月
09月
10月
11月
12月
2015年
11月
2014年
07月
12月
2013年
07月
12月
2012年
10月