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RyzenゲーミングPC“松竹梅”、第一弾はAPUでお手頃価格の【梅】編

ゲームも遊べるRyzen Gで組むパーツ構成6万円アンダーPC

2019年01月30日 11時00分更新

文● 藤田 忠

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価格に不釣り合いなコスパのPCケース

 低コストPCを構成するうえで、あまり予算を割けないPCケース。ここでもPCケースには4500円前後で購入できるエントリーモデルのThermaltake「Versa H26」を採用しているが、「Versa H26」はコスパ抜群の優れものPCケースになっている。

「Versa H26」は価格だけ聞くと、その作りが不安になってくるが、価格とは不釣り合いなコストパフォーマンスで2017年末の発売以来、人気となっている鉄板PCケースのひとつになる。フロントとリアに120mmファンを各1基標準装備するほか、サイドパネル全面にアクリルパネルを採用。そのうえフロントファンはブルーLED内蔵タイプで、フロントをブルーで彩ってくれると文句なしだ。さらに、カラバリにホワイトカラーがあるのも魅力的だ。

Thermaltake「Versa H26」。サイドパネルは全面アクリルを採用。内部を魅せるPCにも最適だ

内部はスッキリしており、ケーブルホールを備えている。なお、ストレージベイは、電源ユニットと同じボトムに備わっている

外観がホワイトカラーの「Versa H26 White」。価格は同じで4500円前後になる

ThermaltakeのLED内蔵タイプの電源ユニットに合わせて、電源ユニットの側面が見えるようになっている

ボトムに、2基の2.5/3.5インチストレージベイを備えている

80PLUS GOLD認証取得の550W電源ユニットのANTEC「NeoECO Gold NE550G」。品質、信頼性に定評にあるS社のOEM品という噂

一部ケーブルがプラグイン仕様になっている

6万円ゲーミングPCの実力をチェック!

約6万円のRyzen Gマシンでゲームをプレイ

 動作クロック3.6GHz〜3.9GHz、4コア8スレッドCPUの「Ryzen 5 2400G」と16GBメインメモリーに、OS、アプリケーションなどの起動・動作を高速化させるSSDでキビキビ、サクサクと動作するパーツ総額6万円アンダーのRyzen G構成だが、そのゲーミングパフォーマンスが気になるところ。定番のゲームベンチマークやゲームをいろいろと試してみたので、そのパフォーマンスをお伝えしていこう。

「Ryzen 5 2400G」のCPU-Z

8スレッド負荷時は、オールコア3.7GHzで動作していた

内蔵GPUの「Radeon RX Vega 11」。グラフィックメモリーは、メインメモリーから2GBが割り当てられている

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