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マカフィー、次期日本法人代表取締役社長に田中辰夫氏が就任

2019年01月22日 13時45分更新

文● ラモス/ASCII

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 マカフィーは1月22日、次期代表取締役社長に田中辰夫氏が就任すると発表。正式な就任は、必要な手続きを経た1月末を予定している。

 田中氏は今後、日本での法人並びにコンシューマビジネス全般を統括し、パートナー企業と共に安心・安全なサイバー環境構築への取り組みをさらに加速するという。

 田中氏はIT業界に35年以上従事。1999年にネットワークアソシエイツ(現マカフィー)に入社し、法人ビジネスの責任者の後、コンシューマービジネスを確立した。2005年に一旦マカフィーを離れ、2010年にマカフィーに再入社。2011年、取締役専務執行役員兼インテル米国本社のVice Presidentに着任し、2018年3月には取締役副社長に就任。

 2005年からはモバイル系の新会社を設立、データセンターのMSPサービス企業の代表取締役社長などを歴任。2011年にインテルがマカフィーを買収し、2017年に売却した。マカフィーは新しい経営陣のもと、日本のパートナー企業との連携を一層緊密にし、クラウド化が進むサイバー環境をあらゆる組織や個人が安心・安全に利用できるための取り組みに注力するという。

 マカフィーの法人事業グループ担当プレジデントで、最高売上責任者であるジョン・ジアマッテオ(John Giamatteo)氏は「田中が新たに日本法人代表取締役社長に就任することを喜ばしく思います。田中はこれまで、日本市場におけるマカフィーの成長に大きく貢献してきました。様々なデバイスの普及やクラウド化が進み、ますます複雑化するIT環境の下、組織的かつ巧妙化が進むサイバー脅威から、あらゆる組織や個人を、そしてデバイスからクラウドまでを保護するマカフィーの取り組みをさらに加速してくれるものと確信しています。また、山野がこれまでに果たしてきたマカフィーの日本での事業に対する多大なる貢献に感謝を伝えるとともに、新しい環境での更なる活躍を期待しています」と述べている。

 なお、2016年5月から代表取締役社長として日本事業を率いてきた山野修氏は2019年2月末まで取締役として在籍。田中氏をサポートし、ビジネスを円滑に引き継ぐとのこと。

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